【声優学校・養成所】入る前にやっておきたい練習まとめ【経験者談】

練習法

「進路先は決まったけど、入学まで何をすればいいんだろう?」

「自主練が必要なのはわかるけど、具体的な方法が知りたい!」

今では、声優学校や養成所って写真や動画で確認できたりしますが、そこから何をしておくべきかまでは実際ところわからなかったりしますよね?

そこで、今回は専門学校と養成所を卒業した僕の経験から、入学前に必ずやっておいてほしいトレーニングをご紹介していきます!

各養成機関でカリキュラムは多少異なるものの、ここで紹介することは間違いなくプラスになるし、特に最初のうちから重点的にやったほうがいいなと思った項目です。

入学後ってできないことや悩みが必ず出てくるものだけど、そうした後悔を少しでもなくせるよう今のうちから準備をして力をつけておきましょう!

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入学前の大切さ

入学前って期待がありつつも不安を抱え…、これから一緒に競い合う人たちのことを想像するとなんだか毎日がそわそわしますよね。

実際のところ、周りは知らない人だらけのストレスのかかる環境で、はじめて取り組むレッスンには想像以上のエネルギーを使います。

最初は気持ちで乗り切れたりするけど、自信がなくなってくると一気に体も心もやられちゃうんです…。

お互いに、みんなどれだけ上手いのか?出来るのか?ってところに意識がいきがちだし辛くて数回の授業でやめる子もちらほら…。

最初の段階は基礎を重点的に鍛えられるけど…、正直、辛いしつまらないしでこれについていけないともうほんと自信をなくしちゃいます。笑

もちろん、準備しておけば学校生活も順風満帆!ってわけではないものの、培ったものは必ず成果に表れるしモチベーションになるんですよね。

僕も、入学前には同じような気持ちでただただ漠然と自主練に励んでました。当時、声優関連のCD付き教則本のようなものを買って発声や滑舌なんかをやってたのを覚えてます。笑

ですが、いざ入学して「うわー基礎練もっとやっておけばよかった」とか「こんな大事なこと入学前にできたなー」とか振り返るとたくさんありました。

そうやって授業が進むにつれて、やらないといけないで課題がどんどん増えて、本来やるべき基礎の部分が結構おろそかになってしまうんです。

だからこそ、これから目指す人には「今のうちにできること」「今しかできないこと」をやってほしいと思うんです。

基礎トレーニング

先ほど、ちょこっと触れた基礎について。

どこの学校へ行っても、序盤のレッスンは間違いなくこの「基礎」から始まります!

筋トレやストレッチ、感情解放や外郎売名など…、毎日続けるとなかなかしんどかったりするんすよね…。

実際のところアフレコやマイクワークなんてのはかなり後半になってからだし。

だからこそ、今やっておいて間違いないのは「基礎」の部分!

じゃあ、基礎って具体的に何をすればいいの!?って人のために以下で深掘りしていきますね。

おすすめの自主トレ

一言に基礎トレーニングといっても挙げればたくさん。

けれども、今やっておいてほしいことは「6つ」です!

というわけで、今回は僕がコレだけはやっておいたほうがいいと思った6つの基礎トレを厳選して紹介していきます。

おすすめトレーニング
  1. 筋トレ・ストレッチ
  2. 姿勢矯正
  3. 発声・滑舌
  4. 読書
  5. 耳を鍛える
  6. 自己管理

学校に入って、これはやっておけば良かったとか大事だなと思ったことです。

なんで重要なの?って理由は以下でご紹介していきます!

①筋トレ・ストレッチ

学校や養成所に入れば、はじめに必ずといっていいほどやらなければいけないことが筋トレやストレッチ。

各レッスンによっては、アスリート養成所なのかと疑うほど量をこなすところもあるくらいなんです。笑

なので、レッスンでつらい思いをする前に、腕立て伏せ・腹筋・背筋・ストレッチ、さらには表情筋に至るまで、今のうちにはじめておいたほうが絶対に後悔しないし自主的に継続して行うことが望ましいです。

とはいえ、自主トレーニングとなるとなかなか継続するのが難しいんですよね…。

最初は、数十回でもいいのでこの音楽が鳴ったら体を動かす!というように、小さい目標からコツコツ積み上げていくことが日々の達成感や充実感につながるはず。

毎日100%で頑張るよりも70%くらい。

「成功体験」を多く実感することが継続のポイントです!

ポイント
  • 集中できる環境作り
  • 適度な目標
  • 決まったBGMを流す
  • 同じ時間に行えるようルーティン化
  • 1日の成果をメモする

②姿勢矯正

学校や養成所に入ってすぐには実感できないことかもしれませんが、オーディション・審査対策などで必ず重要になってくるのが姿勢や第一印象ですよね。

実は、各学校のカリキュラムの中には、オーディション向けのブラッシュアップ講座があるところがほとんど。

姿勢を正し印象を良くすることって、オーディション向きかつ日常の様々な場面で役立つ力なんです!

こちらの記事で詳しく紹介してますが、誰でも簡単にできるトレーニングなのでぜひおすすめです!

③発声・滑舌

声の仕事を目指すならば、言うまでもなく必須項目ですよね。

どんな良いセリフも、声が割れたりヨレたり滑舌でトチっちゃえば意味がないし、どの養成機関でも基礎の段階では徹底的に叩き込まれるポイント。

とにかく喋ることが仕事なので、どれだけやっても損はありません!笑

これらが改善することで、劇的にオーディションの結果が変わる人もいるので、筋トレとあわせて継続して練習することをおすすめします!

④読書

読書にはたくさんのメリットがあるように、僕が過去に教わった講師の中にも読書を勧める方はたくさんいました。

実は、たった一冊の本でも読み方一つでかなり多くのことが学べるんです!

原稿読みに活かされる文字慣れや読解力だけでなく単語知識や著者の思想などなど。

なにより大事な作業は、本の感想を自分なりに文字にして書き残しておくことです。

登場人物は何を思ったのか?

この演出にはどんな意味があるのか?

筆者は何を伝えたかったのか?

自分は読み終えてどう感じたか?

学んだことやそのときの感情を文字にし整理することで今後のお芝居に活かせる「引き出し」が生まれます。

もちろん映画やアニメも参考にはなりますが、音や映像が用意されているものよりも、まずは文章だけで展開する本からスタートすることがおすすめ。

好きなジャンルを中心に、自分が知らない分野の本や新聞などを読んでみると知見が広がりますよ!

以下は僕のおすすめですが、自分なりの読書術を身につけ習慣化していくことが大切です。

  • ジャンルは幅広く
  • 相関図を作る
  • 付箋・メモを活用
  • 感想・要約をまとめる
  • 即検索
  • 練習題材にする

⑤耳を鍛える

声じゃなくて「耳?」と思う人もいるかもしれないですが、読みやセリフを器用にこなせる人って模倣も上手かったりします。

授業を経験すればわかりますが、講師が言ったセリフをしっかり聴いてなぞれる人はそれだけ対応力があるということ。現場でもときどき役立ちます!

発声などのアウトプット力だけでなくインプットの感覚も鍛えると上達が格段に早くなるので、プロの声を研究する上でも耳の良さはとても大事なことだと思います。

耳が良いことで得られるメリットや鍛え方についてはぜひこちらの記事を参考にしてみてください!

⑥自己管理

自己管理はめちゃくちゃ大事で、すべてのトレーニングもここがしっかりしてなきゃあまり身になりません。

そのくらい根本的な要素で、僕としてはかなり大事なことだと感じました。

自己管理は、お金や時間、体調管理など様々です。

入学後は、レッスンや仲間内での全体練習は当たり前で、なかには一人暮らしやアルバイトを始める人も多いかもしれません。

1週間…1ヶ月と過ごしていくうちに生活の範囲が広がり、お金や時間や人間関係で悩む場面が今よりもすごく増えてきます。

気づかないうちに体調を崩すことになるので、生活の軸を決めたうえで心と身体をケアしておくことがとても大切です。

風邪で誰かが休めば全体のキャスト(仲間)に迷惑がかかることになるので、学校や養成所で学ぶ以上、体調管理はめちゃくちゃ大切なことだったりするんです。

喉の管理は大前提として、身の回りのことまで管理できるような生活を身につけておくことが大切ですね!

最も大切なのは心構え

ここまで、いくつかおすすめの練習メニューを紹介してきましたが、案外一番大事なことって心構えだったりします。

「もうそんなのできてるよ」って思うかもですが、これを実践的に行動に移せるかがものすごく大事だと思うんです。

声優・ナレーターとして、『マジンガーZ』『NARUTO-ナルト-』や『水戸黄門』に出演された柴田秀勝さんが声優を志す人に向けて仰ったことです。

それから、今日から「俺は声優だ」「私は声優だ」というイメージをもって生活してください。

(中略)

たとえば田中さんだったら「私は俳優・田中だ」と意識して、エレベーターのボタンを押す、飯を食う。

(中略)

俳優を志す者にとっては日常生活で見る・聞くすべてが修行と考えてください。将来あなたがその「引き出し」から演じるとき、それはあなたしかもっていない個性に生まれ変わっているでしょう。

引用:2019年 主婦の友社 安藤隆啓『声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント』176,177Pより

常に意識することって難しいかもしれませんが、強烈な思いがあればあるほどすべての行動が目標に向かった「意味のある行動」になるはず。

今回の記事に近い内容で、日常的な「考え方」にフォーカスしたことを紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

まとめ

いざ入学したら、自信やプライドがへし折られたり、逆にほんの些細なきっかけでお芝居が楽しくなったりと一喜一憂の日々です。

僕も辛いことの方が多かったけど思い返せば良かったなという毎日でした。笑

良い日もあれば悪い日もやってくるけれど、それに打ち克てるよう準備しておくことが強い自分になるうえでとても大切なことだと思います。

ぜひ、今後の学校生活が充実したものになるよう取り組んでもらえたら嬉しいです!

コメント

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