【セリフの練習法】棒読み改善のコツは〇〇を意識

練習法

「どうやったらプロみたいに上手く喋れるのか?」

声優・ナレーターを目指す方の大きな課題であって、上達するまですごく歯痒い思いをしたことってたくさんありますよね。

過去に、僕も同じ気持ちを味わったのですごくわかるしもっと上手くなりたいと思ってます。

ただ、棒読みは小さなコツさえ掴めれば大きく改善できたりもするんです!

セリフや読み上げには様々なテクニックがありますが、まずはこの2つだけを意識してほしいという部分。

それが、「抑揚」と「語尾」です!…なにそれ?と思った方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

実はこれ、声優学校や養成所へ行けば教えてもらえることですが、自分で学ぶとなると気づくことも難しいんですよね…。

しかし、ただ声を録音して漠然と聴き返すよりも、これらを意識することで練習の質がかなり変わってきます。

というわけで、今回は棒読み改善の抑揚と語尾についてご紹介していくので、ぜひ今後の練習で意識してみてください。

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練習のコツは自己分析!

表現は感情からくるものであり、決して読みのテクニックに頼りすぎてはいけません。ですが、意識的に改善・修正できることは対応力にもつながります。

実は、現場へ出るとこうした言葉のニュアンスを微調整できることってめちゃくちゃ重要ですし、意識できても日頃の練習から自己分析しなければ意味がありません。

この「抑揚」「語尾」だけをとっても本当に奥が深くいろいろな表現があるので、「なんとなく上手く言えた!」で喜びに浸って終わるよりも、なぜ上手く言えたのか?を考えることで間違いなく伸びると思います。

それでは、以下で抑揚と語尾について詳しくご紹介していきますね。

抑揚

抑揚とは、わかりやすく言うと「音の上げ下げ」で、言葉の音程が高い・低いによって聴き手に与える効果はかなり違ってくるんですよね。

僕も最初学んだときは、目から鱗というかすごく納得しました。笑

抑揚上達のポイント

抑揚をうまく使いこなすには、意識的に高い音と低い音をコントロールできなければいけません。

発声練習によってアウトプットする力をつけることも大切ですが、今自分がどの高さを出したかを認識できるインプット力も大切です。はじめのうちからこれに気づく人は少ないかもしれませんが、実は耳がいい人ほど器用だったりするんです。

他にも、抑揚で躓きがちな人に見られるのは、歌うときは音程の調整ができるのにセリフや文章読みになると抑揚ができていないパターン。

必ずしも強調とは語気の強弱だけでなく、セリフや読み上げはきっちりまとめなければいけないものでもありません。

なかなか改善できない人ほど、こうした固定概念が原因かなと思います。

普段、自分の会話を録音するとわかると思いますが、不思議なことに自然な状態のときはこの抑揚が使えていたりするんですよね。

文章だからといって堅く捉えず、まずはおかしな言い回しになってもいいので自由に高低を使って練習してみることをおすすめします。

平板(へいばん)な読みから脱却し抑揚を使いこなすには、ぜひ上記のポイントを意識しつつ練習してみてください!

抑揚は文章読解から

抑揚を使えたとしても、相手に内容が伝わらなければ意味がありませんよね?

ちょっとロジカルな説明になりますが、文章読解ができてこそ抑揚の効果が発揮されるもの。以下で例文を用いて紹介していきます。

『私は、明日勉強のため書店へ本を買いに行きます。』

この文章であれば、ある単語の音を高く強調すると伝わり方が変わってきます。

例えば、「私は」という部分だけを強調した場合、「誰が?」というポイントがわかりやすくなります。

5W1Hを意識した抑揚の使い方

「私は」←「誰が」Who
「明日」←「いつ」When
「書店へ」←「どこに」Where
「本を」←「何を」What
「勉強のため」←「なぜ」Why
「買いに行く」←「どのように」How

どこを揚げるか?で、何を一番伝えたいか?がわかりやすくなってきます。裏を返せば、どこを抑えるか?も大切というわけです。

例文はシンプルですが、普段目にするような文章は様々な言葉が付け足してあったり遠回しな表現がされているケースが多いですよね?一つの文に捉われず、セリフであれば会話の流れや心理描写、ナレーションであれば概要を理解することがポイントですよ。

作品で何を伝えるべきかが理解できると、それぞれのブロックの組み立てが明確になるはずです!

語尾

はじめは、語尾と言われてもピンとこないかもしれませんが、ここでは「言葉の最後を締める音の扱い方」という意味と思ってください。

『〇〇させて/いただきます』

例えば、基本的なナレーションであれば「いただきます」の部分から徐々に音が下がります

よく、語尾を「おさめる」と言いますが、この最後の微妙なニュアンスの違いによって印象がガラッと変わってくるんです。

子どもが語尾を投げ放つように喋るのと、アナウンサーが丁寧に落として喋るのを聞いてるとすごくわかりやすいですが、耳を鍛えるとこの違いがかなりわかってきますよ!

語尾上達のポイント

「学ぶ(まなぶ)」の語源は、「真似ぶ(まねぶ)」→「真似る(まねる)」と言われますが、ここでも大切になってくるのがインプット力です。

語尾をコントロールするコツは、上手い人のセリフやナレーションをコピーし真似ることで、それぞれがどう違うか、どんなときに使われているかを研究してみてください。

また、会話はキャッチボールと言われますが、相手を意識して自分の放ったボールの放物線を想像してみてください。

  • 対象:誰に投げかけるのか?
  • 距離:相手に届くのか?
  • 表現:どんなボールか?
  • 語尾:相手に収まる最後まで意識できているか?
  • 想像:受け取った人はどんな反応をしたのか?

誰にどんな状況でどんな言葉を投げかけるのかを想像するとそれに適した語尾が明確になってきます。

イメージを持ち、言葉一つ一つ丁寧に扱うと相手に伝わりやすい読みになりますよ!

語尾の特徴を掴む

語尾がうまくコントロールできない人は、適切におさめることができていなかったりします。と言いつつも、僕もまだまだなんですが。笑

そのくらい語尾のおさめ方って難しいしバリエーションがあるんですよね。ただ、いろいろ書くとややこしくなるのでここでは基本的なことをご紹介します。

大人っぽさ
語尾の特徴=語尾をおさめている、相手を意識している
語尾の音程=【⤵︎】や【↘︎】
与える印象=知的、堅さ、安心感、冷静さなど
子供っぽさ
語尾の特徴=語尾を投げ放っている
語尾の音程=【→】や【↗︎】
与える印象=自由、奔放、幼稚さなど

あくまで一例ですが、こうしたセリフやナレーションだと特徴がわかりやすいかと。

それぞれで与える印象が全く違うので、練習の際もぜひ意識してみてくださいね!

まとめ

というわけで、今回は棒読み改善のポイントについてご紹介しました。

こうした理論やテクニックはすごく重要とはいえ、意識しすぎると型にはまったものしかできなくなります。

あくまでも心からくるありのままの表現を大切にしこれらのスキルを磨いてみてください!

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