【朗読入門】初心者におすすめの短編作品を紹介

書籍

はじめて朗読に挑戦する人や、手頃な作品をお探しの方にとって作品探しは意外と難しいものだったりしますよね?

僕もこれまでいくつかの作品に触れてきましたが、難しい内容や長すぎる作品ってはじめて朗読するにはあまりおすすめできるものではないんです。

まずは、読み手にとっても聞き手にとってもわかりやすい内容のものから挑戦するのがおすすめです!

というわけで、ここでは朗読入門に適した作品をメジャーなものからあまり知られていないものまで幅広く紹介していくのでぜひ参考にしてみてください!

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朗読入門におすすめの作品

小説や童話など探せば無数に作品はありますが、やはり小難しい内容は聞き手としても「考える」作業が多く疲れてしまいます。

誰にでも最後まで聞いてもらえるシンプルなものを推奨したいので、以下の項目を基準に探すのがおすすめです!

おすすめポイント
  • 旧字体ではなく現代仮名遣いの作品
  • 朗読時間の短い作品
  • 子どもが楽しめるようなわかりやすくシンプルな内容

個人の練習題材ではなく相手に聞かせる場合であれば、視聴者の年齢層や読む際のシュチュエーション(いつ?・どこで?・なにを?)などを意識して、「声量」「スピード」「間」の3つのポイントを意識してみてください。

選び方のポイントについては、以下の記事を参考にしてみてください!

というわけで、ここでは短編作品としてできるだけ読みやすく聞きやすいものを選びました。

ぜひ、それぞれのシーンに適したジャンルの作品を探してみてくださいね!

『注文の多い料理店』宮沢 賢治

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国語の教科書にも掲載されるほど著名な作品ですね。

童話としては明快な内容ですが、文明やヒューマニズムへの風刺と捉えると実に奥が深い内容となっており、大人が読んでも飽きない作品です。

読み手の解釈によって、それぞれの言葉をどう伝えるかといった表現の楽しみもあります。

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『積木の町』スティーブンソン

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子どもの頃、誰もが経験したことのある積木遊び。

「積木でなんでも造られる。」という冒頭の一文に、子どもがもつ無限の可能性が表現されています。

話の内容はいたってシンプルで短いですが、前半と後半のメリハリが効くとより作品の魅力が出るのではないでしょうか?

『深呼吸の必要』長田 弘

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長田弘さんの出世作ともいえる二章三十三篇の散文詩集。

ごくありふれた優しく問いかけるような文章もそうですが、「言葉が沁みる」とはまさにこれか…というくらい一語一句を大切にしたくなります。

『あのときかもしれない』など、子どもにも大人にも読んでもらいたい作品です。

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『モンテロッソのピンクの壁』江國 香織

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イラスト付きの短編小説で、猫のハスカップの旅を描いたとても空想的なお話です。

「私はモンテロッソにいかなくちゃ。何かを手に入れるためには何かを諦めなきゃいけないことくらい、私はよく知っている」

夢で見たモンテロッソのピンクの壁を追い求めたハスカップ。

読み終えて感じたことは、「ピンクの壁」=「夢」や「自由」と結びつけると、大人でも考えさせられる内容だなあと…。

ページごとの文量も少なく、半分程度はイラストが添えてあるので、読み聞かせにも最適な一冊。

こちらの『モンテロッソのピンクの壁』の他、30余の短編童話を収録した理論社から出版の単行本もおすすめです。

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『きのこ会議』夢野 久作

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猟奇的な内容の作品が多いイメージの作家さんですが、「きのこ会議」はクスッと笑ってしまうような結末のお話です。

登場するきのこたちや人間家族も含めてセリフパートも多いので、聞く側にとっても親しみやすい作品ではないでしょうか?

『すき』谷川 俊太郎

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詩人・谷川俊太郎の48篇からなる詩集。

ひらがな主体の文体は一見すると子ども向けかと思いますが、老若男女すべての人に刺さる一冊です。

「生」について明るくも深く問いかける内容は読者の様々な感情をあぶり出してくれるもので、歳を重ねるごとにその一文一文が重みを増してくるはず。

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『生きる』谷川 俊太郎

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教科書やメディアなどを通じ、多くの人に親しまれてきた谷川俊太郎の名作「生きる」。

一行一行紡ぐように描かれた文章の数々は、一見すると力強くきらびやかであると同時に、命はとても弱く儚げなものだと受けとれます。

「あなたの手のぬくみ」という独特の表現に読みごたえを感じるこの作品は、読み聞かせにおすすめの絵本でも楽しめます。

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『字のないはがき』向田 邦子

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直木賞作家・向田邦子の戦時中の家族の絆を描いたエッセイ。

まだ字が書けないちいさな妹が疎開することになり、父は「元気だったら○を書いて送りなさい」と言って既に宛名の書かれたたくさんのはがきを渡して送り出します。

しかし、送られてくるはがきの大きな○が次第に変わっていき…。

現代とは全く異なる当時の時代背景を知ると作品の魅力がさらに増す、そんな心に残る感動エピソードです。

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『春の詩集』河井 酔茗

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明治〜昭和中期に渡って長く活躍した詩人・河井酔茗の作品。

穏やかな文体の中に、激しく叙情的に問いかける様は、おもわず最後まで耳を傾けたくなりますね。

短編ですが多くの大人に聴いてもらいたい、そんな、読みごたえのあるおすすめの作品です。

『夢見たものは….』立原 道造

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昭和初期の作家・立原道造が短い生涯で残した「夢見たものは…」は、代表作『優しき歌』に収録。

病床から見える何気ない情景は、儚くも活き活きとした生への憧憬が描かれているように感じ取れます。

また、「大きなまるい輪」、冒頭・終盤に繰り返される「〜ひとつの愛」「〜ひとつの幸福」という文章から、命のサイクルと優しい世界が描かれているのが印象的ですね。

最後の締めの一文を丁寧に読むことでさらに魅力が増す、そんな柔らかい文体の読みやすい詩集となっています。

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「朗読」参考サイト

はじめて朗読をする方にとって参考になるサイトが「青空朗読」です。

こちらは、青空文庫に掲載されている作品の朗読を試しに聞くことができるので、ぜひ読む前に一度参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

大人から子どもまで、多くの人に聞かせてあげたい作品を厳選しました。

ここで良い作品が見つからなくても、何となく朗読しやすそうな作品がわかっていただければ幸いですし、これらを参考にした上でまずは自分自身の思い入れのある作品に挑戦してみるのもありだと思います。

他にも作品を探してみたい場合は、以下の記事でもおすすめをピックアップしているのでぜひ参考にしてみてくださいね!

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