【発声練習】姿勢から意識まで、筆者が実感して身につけた方法を紹介

練習法

発声法っていろいろな情報があるけどいまいち「出来ている実感がない」って人いませんか?

特に、これから声の仕事を目指す方にとって発声練習は避けては通れない道ですよね?

ほとんどの未経験者に当てはまりますが、普段の声は”使える声”になっていないんです。正しい発声ができれば、自分自身が持つ本来の声に近づくはずですよ。

というわけで、この記事では筆者がおすすめする発声を初心者の方でも実感できるように詳しく紹介していきたいと思います。

結果的に、僕がプロダクションに所属できるまでに、声優学校や養成所で実感しながら身に付けたおすすめの方法です。実際に試しながら読んでいただけるとわかりやすい内容になっているかと思うので、ぜひ参考にしながら読み進めてください。

スポンサーリンク

自分の声を知ろう

発声と言っても、ただ声を意識するのではなく喉の使い方や正しい姿勢などができて初めて良い声が出る状態になるんです。

まず、知ってもらいたいのは「今の自分の声」ですが、なかなか頭で考えるのも難しいので。

  1. 実際に声に出してみる
  2. ボイスレコーダー等を用意
  3. いくつかのバリエーションで声を録音
  4. 再生して確認

「あー」「いー」「うー」「えー」「おー」の中に、強弱や高低など変化をつけてみるといいですよ。

何となく、喉に引っかかる感覚や胸から上だけ(喉元)を使っている意識があるなら、これは良くない発声の仕方なので見直しが必要。

自分の声をプロの声優さんと比べてみるとわかりやすいですが、音圧(声の厚み)が違うことに気づくでしょうか?

もちろん録音環境にもよりますが、自分の声の方が高いというよりも細く聴こえるはずです。

今の発声状態がこうしたポイントに当てはまるなら、まだまだ改善の余地があるしトレーニング次第でもっと素晴らしい声になりますよ!

実感してわかる発声トレーニング

それでは、以下の4つの項目にわけて解説していきたいと思います。

  1. 姿勢
  2. 腹式呼吸
  3. 発声
  4. ブレスの持続

姿勢

まずは、姿勢を正しましょう。ただまっすぐ伸ばしても、鏡で正面や真横から見たときに意外と背筋が曲がっている重心が左右に傾いていることがあります。

姿勢を矯正するのにおすすめなのが「壁」を使うことです。壁に沿って背中をつけると自然とまっすぐになってる感覚がありますよね?

最初は違和感がありますが、以下のポイントに注意しながら実践してみてください。

壁を使った姿勢矯正
  1. 顎を引く
  2. 両足を肩幅程度に開く
  3. 後頭部をつける
  4. 肩甲骨をつける
  5. お尻をつける
  6. かかとをつける

ちなみに、矯正には毎日これを3分間程度やってみることをおすすめします。

姿勢が維持できたら壁から離れ、体の下から頭のてっぺんまで一本の棒を通した感覚を意識してくださいね。この姿勢になって、はじめて発声練習が実行できます。

腹式呼吸

続いて正しい呼吸法を身につけます。集中したい場合は目を閉じて行うといいかもしれません。

腹式呼吸
  1. 空気をお腹に送る意識で、ゆっくり鼻から吸う
  2. 溜まった空気をお腹で支える
  3. お腹をへこませながら、ゆっくり戻すように口から出す
  4. 「はぁ〜」と熱い吐息であごを開くのがポイント!

支えるときはお腹を意識して、息を吐くときはまっすぐな一本の糸をイメージするといいです。

この呼吸は、集中力アップと緊張緩和の効果もあるので、オーディション・収録前などのリラックス法としてもおすすめですよ!

発声

いよいよ発声ですが、最初は先ほどの姿勢や呼吸を意識してください。

焦って結構速くなりがちですが、落ち着いて体の中を確認するように行うのがおすすめです。

発声
  1. 先ほどの腹式呼吸を行う
  2. 慣れてきたら、吐く息にのせる感覚で小さく「あー」と声を出す
  3. 少しずつ声を大きくしてみる
  4. 音程を変えてみる

喉が締まらず、力まず、自然に体から声が出ているでしょうか?

力まず、少しずつボリュームを上げて出してみてください。お腹を使って、呼吸に任せて出す感覚を意識するのがおすすめです!

慣れたら、次第に音程を「低く、高く」してみましょう。

特に、高音ほど喉を使って発声しがちなので、高くなるにつれて声を放つ意識も頭頂部へ持っていくと出しやすいです。わかりにくいかもですが、低音〜高音のコツは正面に分度器があるイメージ。

声を放つ180度の意識
  • 低音になるにつれて…口元から顎の下へ
  • 高音になるにつれて…鼻先から頭頂部へ

これは、音域を広げるボイストレーニングに近いですが、意識するだけで自然とあごを開けたり軟口蓋を上げられるので発声もしやすくなりますよ。

ブレスの持続

以上の練習をマスターしたら、次のステップはブレスの持続です。「また呼吸?」と思うかもしれないですが、演技をすることはかなりの体力を使います。

発声が安定し、息切れを起こさないためにはブレスの持続力って大事なんです。歌うときも、ロングトーンが向上しますよ!

「あ行〜わ行」まで声を出して発声してみると、「さ行」「は行」はちょっと苦しいはず。これって無駄に息を使いすぎてたりするんです。

大切なのはブレス量のコントロールで、要は必要に応じた空気だけをお腹で出せるようになろうってことです。

また、例えば「はひふへほ・ひふへほは・ふへほはひ・へほはひふ・ほはひふへ」を一息で言おうとしたら苦しくありませんか?

こういうときは、改めて基礎に戻って、一本の細い息を吐く練習を繰り返しましょう。

ポイントは、お腹が力まず、お腹へ意識を落とす感覚です。しっかりとお腹で支えて発声できるようになったら、次第に大きく長くして負荷をかけていきましょう。

ブレス持続のポイント
  • リラックス
  • お腹に意識を集中
  • 細く長く息をコントロール

応用編

ここまで出来れば十分ですが、応用編です。

先ほどちらっと紹介した「はひふへほ・ひふへほは〜」、これを「ア行〜ワ行」のパターンで繰り返したり、音程を変えてみると効果的です。

その他に、学校や養成所へ行けば必ず教わる「外郎売」や「本」「新聞」なんかも練習材料にしてみると良いですよ。

こういった文章に対しても自然に正しく発声できるようになれば完璧です。今はネットがあるので練習題材には困りませんね。

基本は、とにかくリラックスすることを心がけてください!

まとめ

声優を目指す上で、もっとも基礎的な「発声」についてご紹介しました。

発声練習チェックポイント
  • あごは引いて開けているか?
  • 背筋は曲がっていないか?
  • お腹で支えられているか?

僕も最初の頃は気がついたらできなくなってました。笑

しかし、体が覚え無意識に姿勢や呼吸が連動してくると自然とできるようになるんです。

この地道な基礎練習に耐えられず諦めてしまう人がいるように、ときに発声練習はツラくなります。ですが、断念するくらいならやっぱり目指さない方がいいと思うので、高いお金を出して学校や養成所に入る前にこうした発声練習を継続できるか試してみてくださいね。

あわせて、入学・入所前の方にはこちらの記事もおすすめです。

コメント

  1. […] […]

  2. […] […]

  3. […] […]

  4. […] […]

タイトルとURLをコピーしました