声優やナレーターを目指すみなさんは普段どんな練習をしていますか?
発声や滑舌はもちろん、筋トレやストレッチなどなど。
人それぞれ練習のメニューは違うけれど、やっぱりセリフやナレーションの練習って欠かせません!
だけど、続けていくうちに練習で行き詰まる機会もあったりするんですよね…。
- 本番で緊張してしまう
- 噛んだり読み間違いをしやすい
- 良い練習題材が見つからない
などなど、こんな感じの悩みを抱える人も少なくないはずです。
練習では、読解力・表現力を養うために一つの作品をじっくり読み込むことも大切なんですが、オーディションや現場へ行ったらその場でもらった原稿を初見で読むことって結構多いんですよね。
こういうときこそ、日頃からたくさんのテキストを読み込むことで得られる「初見読みスキル」が活かされるんです。
そこで今回は、当時声優を目指していた僕がぜひおすすめしたい無料で使える練習テキストをご紹介します!
今よりもっとたくさんのバリエーションがある文章を読みたい方、初見読みが上達したい方はぜひ参考にしてみてください!
おすすめの無料テキスト
無料新聞
ネットにあるフリー電子版が主流ですが、「TOKYO HEADLINE」など店頭によっては無料で配布されているケースもあります。
新聞記事なら、政治・経済、スポーツ、娯楽、コラムに時事ネタと、とにかく様々なジャンルの文章をあらゆるライターが書いているためバリエーションも様々!
おまけにちょっとした知識も養えるので、困ったらまずは無料新聞から探してみるのがおすすめです。
また、1部ならそれほど高価ではないし文量も相当あるので、気に入ったものがあればコンビニ等で購入し一日一面と決めて練習するのもいいかもしれません。
フリーペーパー
駅構内や書店、コンビニなどで見かけた人も多いはず。
関東圏ではかなりの種類が存在しますが、地方でもコンビニによっては豊富に揃えてあったりします。
エンタメ情報誌である「ぴあ」や、絵本シリーズ「ボノロン」、その他にもローカル・タウン誌、グルメ情報誌、フリーコミックスなどなど、特定のジャンルを扱ったものが多く、新聞よりもくだけた文章で写真やイラストも添えてあるので飽きずに読み進めることができます!
練習していくうちに、得意・苦手なジャンルがわかってくるので、街頭で見かけたらぜひいろいろなフリーペーパーを手にとってみてください。
青空文庫
インターネットで著作権の保護期間が切れた書籍を閲覧することができるのが「青空文庫」。
日本だけでなく海外作家も含めて、文学、詩、エッセイ、短歌、童話など、たくさんの作品が収録されているので、決まった作品を読みたい方にはこちらがおすすめです!
- 芥川龍之介
- 梶井基次郎
- 高村光太郎
- 中原中也
- 夏目漱石
- 新美南吉
- 宮沢賢治
- 森鴎外
- 夢野久作
- アンデルセン
- ルイス・キャロル
- グリム兄弟
- サン=テグジュペリ
その他、朗読音声が聴ける「青空朗読」や縦書きで読める「青空+BinB」も便利!
HTMLファイルなどからプリントアウトすることで、朗読テキストとして練習してみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、声優・ナレーター志望者に練習におすすめの無料テキストをご紹介しました。
ここで紹介したもの以外にも、ネットやテレビの文章を書き起こしたり、身近にある文字を声に出して読んでみることもちょっとした練習になりますよ。
ぜひ、自宅や街中で見かけた無料テキストがあれば手にとって参考にしてみてはいかがでしょうか?!
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