多くの声優オーディションで行われるのが書類審査やテープ審査ですが、何度受けてもなかなか通らなかったり、よく落ちてしまう人もいるのではないでしょうか?
わざわざ準備して送ったのに結果を知るのは一瞬。実際、落ちるとかなりへこみますよね…。
というわけで、今回はこうした疑問に答えていきます。
これまでオーディションを経験してきた僕の知識をもとに、書類審査やテープ審査に応募する前に知っておきたい「合格率を上げるためのテクニック」をご紹介します。
これまで、この段階の審査でよく落ちてしまうという人に向けた内容となっており、実践するだけで確実に合格に近づくはずなので、ぜひ参考にしてみてください。
声優を目指すなら必須のオーディション対策
オーディションの一次審査では書類やテープ審査がほとんどで、面と向かってオーディションをしてもらえればいいんですが、応募者が多く予想されるものって時間やコストの都合上、どうしてもこうした形式になってしまうんです。
ということは、審査員に会わず、限られたものでいかにアピールできるか?になってきます。
これに毎回落ちてしまう人は何かしらの対策が必要で、今の自分の実力ってなかなか簡単には伸ばせませんが「見せ方」についてはいくつかの方法で改善できたりします。
ここでは短期間でできる改善方法やアプローチの仕方について紹介します。
はじめて応募する方は、こちらのオーディションの基礎知識や流れをまとめた記事がおすすめです。
プロフィール用紙の書き方
プロフィール用紙には、趣味・特技、経歴、自己PR、志望動機、写真などたくさんの項目がありますが、大切なのは自分自身をうまくみせること。プロフィール用紙といえど応募者のあらゆることが読み取れるので、しっかりとしたものを仕上げましょう。
以下のポイントを意識することがおすすめです。
①字は丁寧に書く
当たり前ですが、全体的な文字や文章が整っているほど印象はいいです。字が汚かったり斜めになっていると読む側としてもストレスですよね?
もっとも基本的なことなので、丁寧・綺麗に書くことを心がけ思いを伝えましょう!
②文章は簡潔でわかりやすく
内容を詰め込みすぎたり曖昧な表現ばかりだと、結局何が言いたいのかわかりませんよね?
過程と結論が結びつくように意識し、断定の「〜です。」「〜ます。」など、はっきりした表現の方が全体が引き締まって伝わりやすいです。
③個性や人柄が伝わる内容にする
プロフィールを書く際に、自己PRで頭を悩ませるという人もいるかもしれませんが、PRに正解はないのでまずは自由な発想で考えてください。
当たり障りのないテンプレのような内容は誰でも書けるし、審査側としても印象には残りません。多少くだけた表現になってもいいので、自分だけの経験や思いを書いて相手の心に引っ掛かることが大切です。
まずは、3つのポイント丁寧・簡潔・オリジナリティを意識して作りましょう。
プロフィール写真
オーディションに必要なプロフィール写真は基本的にバストアップと全身の2種類です。サイズや○ヶ月以内のものなど、指定された項目をよく確認しておきましょう。
プロフィール用紙は、文章も大切ですが見た目から受ける印象も大きいです。
撮影時は、服装・髪型・メイクといった部分には細心の注意を払い、被写体になった自分を客観的に研究しておくのもおすすめです。
①清潔感と明るさ
②自然な表情
③よく見える角度や姿勢
先ほど紹介した文章のポイントと同じで、写真も自分自身をうまくみせることが大切です。
自信がなさそうに見えたり、服装が悪目立ちしたりしないように注意しましょう。
テープ収録
テープ審査とは、指定のセリフなどを音声収録しCD-Rや音声データとして応募するものです。
この場合、決められたセリフの中にいかに自分を売り込むかが重要なので、持っている個性や長所をどうアピールするかを考えましょう。
滑舌やアクセントなどはもちろんですし、自分なりのキャラクターイメージを明確に持つことが大切で、このへんが曖昧になってしまうと印象が薄くなり他に埋もれてしまいます。
内容にもよりますが、こういうものほど発想力が問われます。
①声質 ②演技力 ③発想力
作品オーディションであれば、こうしたポイントを参考にキャラクターとの相性を判断します。
個人で応募する場合は、リテイクを重ねられるので納得いくものができるまで挑戦してみましょう。
まとめ
いろいろと実践方法を紹介してきましたが、要点をまとめると、自分を客観的に考察することが合格率アップのポイントです。
こういう考えの人はオーディションに強かったりします。
では、具体的にどんな人がオーディションに受かるのか?については以下の記事にまとめてあります。その他オーディション関連の記事もアップしているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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