今や声優を目指す上では欠かせないのがオーディション対策ですよね。
毎年多くのオーディションが開催されていますが、応募にあたっては何かとお金がかかってしまうもの。
宣材写真においても、「安くて綺麗に撮影できたら…」と思う人も多いのではないでしょうか?
ですが、ここ数年スマートフォンの性能も格段に向上したことから、スタジオ並みとまではいかないもののちょっとしたコツを押さえることで充分良いものが撮影できたりするんです。
というわけで、今回はオーディション写真を上手く撮影するコツと印象アップの方法についてご紹介していきます。
服装選びから表情・姿勢のポイントなど、本格的なスタジオで撮影する方にもおすすめしたい内容なのでぜひ参考にしてみてください。
オーディションの注意点
スマートフォンでもクオリティの高い写真が撮影できるとはいえ、応募する際はオーディションの応募要項をしっかりチェックしておきましょう!
中には、〇〇ピクセル以上というような画質の指定があります。
まずは、手持ちの機材の画質やどのような画角(サイズ)で作成すべきかをあらかじめ理解しておくことがポイントです。
撮影前の準備
本格的に撮影をはじめる前にまずはオーディション写真のポイントについて理解しておきましょう。
オーディションで大切なのは、審査側から見たときに自分自身がどんな人物であるかをわかりやすく伝えることがポイント。
とかく盛れた写真を意識しがちですが、それよりも自然体で明るい印象を与えることで人間的な魅力が伝わるはずです。
それでは、以下で服装や撮影場所選びについてご紹介します。
服装選び
オーディションの服装選びで迷う方も多いと思いますが、基本的に明るさ・若々しさ・清潔感を意識することが大切です。
声優学校でもそうですが、おそらくこの3つはどこのオーディション対策講座などでも指摘されるポイントだったりします。
最近では顔出しが当たり前になりつつある声優業界なので、作品やプロダクションによっては特にこの辺もチェックされそうですね。
具体的に挙げれば、派手な色合いやロゴ入り・柄ものは避けるべき。
それと過度なアクセサリーも悪目立ちするので、取り入れるにしてもアクセント程度に。
逆に色合いが地味すぎると表情まで暗く見えてしまいかねないので、特にトップスで黒っぽいものはなるべく避けた方がいいです。
また、体型のラインがわかりにくいもの(ゆったりしたワンピース足が隠れるロングスカートなど)やラフな格好、ヨレやシワが目立つものも避けるべきです。
メイクや髪型についてですが、これも服装と同じように清潔感があってシンプルかつナチュラルな方が好印象です。
これらを意識しつつ、自分の見た目や声の印象からどんなジャンルや色合いの服装が似合うのかを考えてみてください。
声優オーディションでもっとも重要視されるであろう「声」を聴いたときに、「写真」のイメージとマッチするとよりインパクトを与えやすくなるはずですよ!
撮影場所選び
次に撮影場所についてですが、こちらも先ほど挙げたような明るさや清潔感のある場所がおすすめです。
例えば、背景はできるだけごちゃごちゃしていない白い壁やパーテーションがある場所を。
もし屋外であれば、陽のあたる時間帯に人通りの少ないポイントを考慮しながら選ぶと撮影も捗りやすいはず。
身近で良いところが見つからない場合は、レンタルルームや会議室などを借りてみたり、同じ写真でも光のあたり具合によって随分と違った印象になるので、自作でレフ板を用意してみるのもおすすめです。
光のあるシンプルな環境で、被写体である自分自身にスポットがあたる場所を探してみましょう!
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撮影時のポイント
オーディション写真では、「バストアップ」と「全身」の2種類が一般的。
- バストアップ=胸から頭頂部
- 全身=つま先から頭頂部
できることなら自分以外の撮影者に協力してもらうことがベストですが、セルフで行う場合は目線の高さほどあるカメラスタンドがあると便利です。
カメラの高さが、目線より高すぎたり低すぎると余計な印象与えてしまうのでこの点は特に注意しましょう。
それでは、以下でより印象がアップするような撮影時のポイントを紹介していきます!
①表情
オーディション写真に限らず、人と会って最初に目がいくのがその人の顔や目だったりしますよね?
特にバストアップ写真では、表情によってほとんど印象が左右されるくらいかなり重要なポイントです。
男性であれば爽やかさや凛々しさ、女性であれば柔らかい表情だと好感が持たれやすいのでおすすめです。
- 目力=力強さ
- 口角を上げる=柔らかさ
- 顎を少しひく=凛々しさ
②姿勢
普段からモデルさんが意識しているように、良い写真を撮影するには姿勢やポージングも大切。
とはいえ、オーディション写真なのでそこまで作り込む必要はないんですが、背中が曲がっていたりすると不恰好に見えてしまいますよね?
スタイルや体つきのバランスを見られる全身写真では、最低限注意しておきたいポイントです。
- 角度はカメラに対して45°
- 両肩は内側に入らない
- 背筋を伸ばす
- 背中から頭頂部に一本の芯を通すイメージ
③リラックス
表情や姿勢などのコツを書いてきましたが、やはり一番のポイントは自分自身がリラックスできていることが大切です。
はじめてオーディション写真を撮った人の中には、「リラックスできずに撮影が終わってしまった…」なんてこともあるんじゃないでしょうか?
どんな表情やポージングも気持ちが強張っていては不自然に見えてしまい、いわゆる「目が笑ってない」ような笑顔にもなっちゃいます。
楽しい気持ちになれば自然と緊張がとけて明るい表情が出るようになるので、自分自身がリラックスできる環境で撮影しましょう!
- 友達と会話しながら撮影
- 音楽を流しながら撮影
- 面白かったことを思い出す
- その場で軽く体を動かしてみる
まとめ
今回は、オーディション写真を上手に撮影するコツについてご紹介しました。
服装や場所選び、撮影時はこれらのコンセプトに沿ったものを考え、過度なごまかしや色付けをしない自然体の自分をアピールすることを意識してみましょう。
また、声優を目指す方にはあまり馴染みのないことかもしれませんが、オーディション対策として普段から表情やポージングの練習をしておくのもいいかもしれませんね。
今では、自分で場所を選び手持ちの機材で撮影することも充分可能なので、ぜひ納得のいく写真が撮れるまでチャレンジしてみてください。
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