これから配信・宅録はじめる方にとって、機材を一式揃えるとなるとなかなか大きな出費になってしまいますよね。
とはいえ、本格的に始めるならある程度しっかりしたものを求めたくなるものですが、そんな方にぴったりなのがコンデンサーマイクの入門セットで、最近ではエントリーモデルでも質が高く品揃えも豊富なものが増えています。
そこで今回は、初心者でも本格的に始められるコンデンサーマイクセットを紹介していきます。
マイクの他に、ポップガードやスタンド、オーディオインターフェイスにモニターヘッドホンなど、必要なアイテムをまとめて買うことでできるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
- 宅録に必要な機材とは?
- 【コスパ重視】おすすめの宅録機材セット
- USBコンデンサーマイクセット/Roycel(ロイセル)
- Pod Pack1/Marantz Professional(マランツ・プロ)
- AT2020+/audio-technica(オーディオテクニカ)
- Yeticaster/Blue Microphone(ブルー)
- AT2020/audio-technica(オーディオテクニカ)
- V67G-HE/MXL(エム・エックス・エル)
- NT1-A Anniversary Vocal Condenser Microphone Package/Rode(ロード)
- Scarlett Solo Studio Pack (3rd Gen)/Focusrite(フォーカスライト)
- 周辺機材セット
宅録に必要な機材とは?
宅録に必要な機材ですが、基本的には以下のものを揃えていきます。
【宅録向け】
- マイク
- ケーブル
- オーディオインターフェイス
- DAW(編集ソフト)
- モニターヘッドフォン/スピーカー
- パソコン
【配信向け】
- マイク(USBタイプ)
- ケーブル
【周辺機材】
- マイクホルダー
- ポップガード
- マイクスタンド/アーム
- USBハブ
- カメラアダプター(変換用)
- リフレクションフィルター
- 吸音材
主要機材に加えて、必要であればマイクスタンドやホルダー、ポップガードなどがあると便利ですね。
また、基本的に配信をメインで行う場合は端子がUSBタイプのマイクを検討するのもおすすめです。
こちらは、XLR端子のマイクに比べてやや質は劣りますが、セッティングの手間が省けて必要な機材も少なくて済むのでより簡単に始めることができます。
PCやスマートフォンなど、使用するデバイスに合わせて端子を変換できるアダプターも必要であれば揃えておきましょう。
【コスパ重視】おすすめの宅録機材セット
USBコンデンサーマイクセット/Roycel(ロイセル)
出典:Amazon.co.jp
- 本体
- ケーブル(2.5m)
- ウインドスクリーン(マイクカバー)
- ポップガード
- ショックマウント
- マイクアーム
- 固定クランプ
- ケーブルバンド
指向性 | 単一指向性 |
接続 | USB端子 |
マイクと一緒に周辺機材をまとめて買いたい人には、RoycelのUSBコンデンサーマイクセットがおすすめ。
安価でありながら、マイクはもちろん可動域の広いアームとポップガード、さらにはショックマウント付属と、入門セットとしては充分すぎるほど高コスパなセットで後々マイクをグレードアップしたときにも長く使い続けることができます。
USBタイプだけに手間もかからず、国内メーカーとあって日本語ユーザーガイドが付いている点も安心です。
Pod Pack1/Marantz Professional(マランツ・プロ)
出典:Amazon.co.jp
- 本体
- ケーブル(1.5m)
- マイクホルダー
- マイクアーム
- 固定クランプ
指向性 | 単一指向性 |
接続 | USB端子 |
アメリカの音響機器メーカー・マランツプロのUSBマイクとアームセット。
同社の代表モデル「MPM1000」に見劣りしないクオリティに加えて周辺機材まで付いてくる高コスパな入門セットです。
重量のあるマイクを支えられる耐荷重性の高いアームが付属している点も安心です。
AT2020+/audio-technica(オーディオテクニカ)
出典:Amazon.co.jp
- 本体
- ケーブル
- 三脚デスクスタンド
- 専用スタンドマウント
- 変換ネジ(3/8-5/8)
- マイクポーチ
指向性 | 単一指向性 |
接続 | USB端子 |
audio-technica「AT2020」をUSBタイプにした人気コンデンサーマイク。
USBマイクとは思えないフラットな音色とレイテンシー(遅延)を抑えた設計から、ボイスチャットや配信だけでなく簡単な収録にも対応できる手軽さと質を兼ね備えたコンデンサーマイクです。
さらに、マイク本体でボリューム調整も可能で、三脚スタンドやアームから自分にあったスタイルに幅広くアレンジできるのも魅力な1本持っておいて損はないマイクといえます。
Yeticaster/Blue Microphone(ブルー)
出典:Amazon.co.jp
- マイク
- サスペンションマウント
- マイクスタンドブームアーム
指向性 | ステレオ/無指向性/単一指向性/双指向性 |
接続 | USB端子 |
エントリーモデルからハイエンドクラスまで高い実績を持つアメリカのBlue Microphonesのストリーミングセット。
定番モデル「Yeti」のデメリットとして指摘されがちな”サイズ感”や”衝撃・振動への弱さ”がショックマウントとマイクアームによって改善されストレスフリーに楽しむことができます。
さらに、マイク本体でミュート、指向性切替、マイク音、モニター音のレベルも簡単に調節できることから汎用性の高い一本と言えます。
AT2020/audio-technica(オーディオテクニカ)
出典:Amazon.co.jp
- 本体
- スタンドマウント
- 変換ネジ
- マイクポーチ
指向性 | 単一指向性 |
接続 | XLR端子 |
audio-technicaから発売されるエントリーモデルの定番ともいえる「AT2020」。
クリアでクセのないサウンドは、声を忠実に再現しプレイヤーをしっかりと引き立たせてくれるコンデンサーマイクで、本格的な収録にもぴったりな一本です。
同価格帯のものと比べてもクオリティは高く、単品での購入も可能ですが、自身に合ったセット内容を選ぶことができるのも魅力ですね。
V67G-HE/MXL(エム・エックス・エル)
出典:Amazon.co.jp
- 本体
- ポップガード
- ショックマウント
- クロス
- ハードケース
指向性 | 単一指向性 |
接続 | XLR端子 |
「V67G」からデザインが一新したきらびやかなシルバーカラーが特徴のMXLの「V67G-HE」。
見た目と似て、高音がくっきりと明るいボーカル向け仕様のマイクで高感度なのが特徴です。
また、ショックマウント、ポップガードはどちらも金属製と見た目にもこだわった付属品は本格派向けエントリーモデルですが、500gを超える重量に耐えうるスタンドやアームを検討するのがポイントです。
とはいえ、保管やメンテナンスで役立つハードケースやクロス付きと、長く使い続けられる高コスパなセットとしておすすめです。
NT1-A Anniversary Vocal Condenser Microphone Package/Rode(ロード)
出典:Amazon.co.jp
- 本体
- ケーブル(6m)
- ポップガード
- ショックマウント(SM6)
- マイクポーチ
指向性 | 単一指向性 |
接続 | XLR端子 |
オーストラリアの音響機器メーカー・RODE(ロード)のベストセラーモデル「NT1-A」の入門セット。
中音域の柔らかく太いサウンドが印象的で、この価格帯ではトップクラスの音の良さから根強い人気を誇るコンデンサーマイクです。
堅牢なメッキ製のため、手に持ったときの重量もズッシリとした感じがあり、マイクアームなどを購入の際は頑強なものを選ぶことがおすすめです。
輸入品のため説明書など英語表記なところがやや残念ですが、マイク周辺のアイテムも一通り揃っているお得なセット商品。
こちらの上位機種として、3つの指向性切り替え、ハイパスフィルター、PADスイッチ搭載した「NT2-A」のセットも販売されています。
Scarlett Solo Studio Pack (3rd Gen)/Focusrite(フォーカスライト)
出典:Amazon.co.jp
- 本体
- オーディオインターフェイス
- DAW(Pro Tools | First)
- モニターヘッドフォン
- マイクケーブル
- マイクホルダー
指向性 | 単一指向性 |
接続 | XLR端子 |
世界で圧倒的なシェアを誇るFocusriteの高コスパ入門セット。
「Scarlett Solo gen3」は、コンパクトでありながらコンデンサーマイクに必要なファンタム電源、レイテンシー(遅延)をなくすダイレクトモニタースイッチ、さらにはLINE出力も搭載。
また、フロントパネルのAIRスイッチを押すことで、Focusriteの本格派プリアンプ「ISA One」の音を再現できる機能まで搭載しています。
三代目となる「Scarlett Solo」をメインに、コンデンサーマイク(CM25 MKⅢ)とモニターヘッドホン(HP60)、ケーブルなどがセットになったお得なパックで赤と黒を基調としたデザインも魅力的ですね。
こちらの他にも様々なラインナップがあり、メイン機材が3万円前後で一通り揃うため、特にこだわりがなければかなりおすすめのエントリーモデルといえます。
周辺機材セット
コンデンサー用マイクアームセット/Luling Arts
出典:Amazon.co.jp
- ポップガード
- マイクホルダー×2
- 変換アダプタ
- マイクアーム
- ケーブルバンド×3
アーム、ポップガード、ホルダーなど、マイク周辺機材が安価に購入できる一式セット。
300g程度なら充分耐えられる強さと2点で角度調節ができるマイクアームに、直径3-4cmと4-6cmに対応した2つのマイクホルダーが付属しているのも魅力です。
マイクやケーブルを別で購入する場合は、あわせてこちらも検討してみるといいかもしれません。
まとめ
というわけで、今回は配信・宅録におすすめの入門セットを紹介しました。
本格的な配信や宅録をはじめる場合どうしてもコストがかかってしまいがちですが、セット購入で手頃かつ高品質な機材も意外と多く販売されています。
こちらで紹介した機材やメーカーの製品を中心に、ぜひお気に入りの宅録機材を探してみてくださいね。
スポンサーリンク
コメント