近頃では、芸能人のYouTubeチャンネルも数え切れないくらい開設され視聴できるようになりましたよね。
もちろん声優業界でも、個人やユニットなど様々な形で運営されながら日々動画がアップされています。
以前、このブログでも声優のYouTubeチャンネルについて取り上げたことがあるんですが、その際に紹介していなかった声優プロダクション・響が運営する「HiBiKi StYle」というチャンネル。
ご存知の方も多いかもしれませんがこのチャンネル、UUUMやVAZといったYouTuberが所属するプロダクションならまだしも、声優事務所が運営の中心となって魅力的なコンテンツ制作を行っておりチャンネル登録者数は12万人を超える注目の声優YouTubeチャンネルです。
というわけで、今回はそんな「HiBiKi StYle」の魅力や制作のこだわりについて、プロダクションの特徴をなども踏まえつつこの記事でフォローしていこうと思うので、声優を目指す方もぜひ参考にしていただければ幸いです。
HiBiKi StYleとは?
チャンネル:「HiBiKi StYle」
ジャンル:バラエティ
登録者数:12.8万人(2020年8月28日時点)
HiBiKi StYleは、2017年に開設された声優プロダクション・響によるYouTubeチャンネル。
「毎日が、新しい。毎日が、楽しい。」をキャッチフレーズに、毎回代わる代わる様々な声優さんが出演しており、ときには響所属声優だけでなくゲスト声優を招いて行われることもあります。
チャレンジものや対決動画といったバラエティ系が多いものの、料理やゲーム配信、生放送などもあったりで、不定期ながら高い頻度で動画が更新中。
最近だと、StayHomeをコンセプトにした自宅でできる遊びの紹介動画も増えた印象です。
人気動画
チャンネル内でも特に人気なのが、以前女子プロレス団体「Begining」で活動していた声優・相羽あいなさんが出演する動画。
元プロレスラーの女性声優という肩書きだけでも注目なんですが、毎回体当たりで挑む企画が好評で、現在「秘蔵映像!!元プロレスラー声優がリングで大暴れ!?【HiBiKi StYle 第512回】」はすでに40万回以上再生されていたりします。
声優プロダクション 響/HiBiKi について
「カードファイト!!ヴァンガード」「BanG Dream!」で有名な株式会社ブシロードから、2009年に分離して設立された比較的新しい声優事務所。(女性声優は「響」、男性声優は「HiBiKi」に所属)
過去に何度か事業の移管がありながらも、2020年現在は株式会社ブシロードムーブとして、タレントマネージメントだけでなく番組・イベント制作などが行われています。
両社とも現在同じビル内に会社を構えており、ブシロード作品といえば響というくらい有名ですよね。
人気作品を通してブレイクした声優さんも多いように、今後もモバイルゲームやイベント、そしてYouTubeを中心に活躍が期待されます。
【所属声優】(2020年8月現在)
橘田 いずみ、三森 すずこ、佐々木 未来、愛美、伊藤 彩沙
西本 りみ、相羽 あいな、遠野 ひかる、紡木 吏佐、進藤 あまね
西尾 夕香、美波 わかな、深川 瑠華、渡瀬 結月
森嶋 秀太、前田 誠二、真野 拓実、日向 大輔、伊藤 昌弘
【主な関連作品】
HiBiKi StYleの魅力と制作のこだわり
さて、そんな響の「HiBiKi StYle」ですが、以前アニメ!アニメ!さんでこのYouTubeチャンネルに関する記事が掲載されてました。
新型コロナウイルスの影響でYouTubeをはじめた声優さんも多かったんですが、このチャンネルはそれよりもずっと前の2017年8月から行なっていて、もうすっかり固定ファンというか継続視聴してるユーザーさんも多いんじゃないでしょうか?
もちろん、登録者数や再生回数でいえばもっと高い声優Youtubeチャンネルはあるものの、注目される理由は、それだけじゃない多くの相乗効果が得られてるということです。
基本的には担当の方が企画から撮影・編集といったいわゆる裏方の地道で大変な作業を行われていて、その分声優さんはパフォーマンスに集中できるといった感じ。
昨今、大多数の声優さんがいる中で、若手の人からしたら経験や認知度を高めたり個々の魅力を出しやすいことにも繋がるし、ネットを通してどんな企画やどこまでの内容を喋っていいのか?といった取捨選択や線引きに関しても事務所と相談できるという非常にやりやすい環境が整っているといえます。
また、20名近い所属声優から企画に合ったキャスティングができるため、動画のバリエーションや同じ内容でも違ったテイストに仕上がることも魅力になっていたり、ゲーム配信やCDの告知など、ブシロードコンテンツのPRも兼ねた広告塔としての役割も担ってるんですよね。
当然プロダクションにも収益の何割かは入ってるはずですが、スタッフと声優の役割分担がはっきりしていてとても良いサイクルになってると思うんです。
他にもこの記事では、仕掛け人である戸高さんや所属声優の紡木吏佐さんが「HiBiKi StYle」の様々な魅力を紹介されているんですが、結局のところモットーは、再生数よりも「毎日が、新しい。毎日が、楽しい。」というテーマを大切にし、「コンテンツと声優の魅力を伝えること」を意識して制作されているんだとか。
様々な企画にチャレンジすることで新たな魅力に気づくのは視聴者でもあり、声優さん本人でもあったりします。
現在、声優を目指している人の中には、どのプロダクションへアプローチすべきか悩む人も多いかと思いますが、ぜひ一度、声優プロダクション・響をチェックしてみてはいかがでしょうか?
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