【ボイスサンプルの作り方】宣材写真と合わせる自己プロデュース法

オーディション

声優・ナレーターなど、声の仕事をする人にとって欠かせないのがボイスサンプルです。今では、どの声優にとっても自分の声を売り込むための重要なツールとなっていますよね。

では、どうすれば良いボイスサンプルが作れるのか?

この記事では筆者の経験をもとに、ボイスサンプルを作る上でのコツとプロフィールや宣材写真と組み合わせた自己プロデュースの方法をご紹介します。

はじめて作る・うまく作れないという人におすすめの内容となっていますのでぜひ参考にしてみてください。

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ボイスサンプルとは?

そもそもボイスサンプルって何なの?と思う人もいるかもしれません。

ボイスサンプルとは、別名「サンプルボイス」とも言い、業界では「サンプル」「ボイサン」と略して呼ぶ人が多いです。基本的に、タレントのプロフィールページに掲載されるもので、自分の名刺がわりと思っていただくといいかもしれません。

はじめて作る場合わからないこともあるかと思いますが、仕事によってはこのサンプルで決まることもあるので、ぜひ納得のいくものを目指してください。ポイントは、わかりやすく相手の興味を引く内容にすることなので、自分なりのサンプルができるようこだわってみましょう!

プロフィールページ

ボイスサンプルは、基本的にプロフィールページに掲載されます。サンプルと一緒に掲載するべき情報は以下のものがあります。

掲載項目

プロフィール(タレント名、趣味・特技・資格など)
経歴(芸歴)
宣材写真
ボイスサンプル

事務所によってスタイルは異なりますが、最低限これらの項目は必須になります。

SNSのリンクを貼ることでより具体的な情報や親近感を与えやすくなるので、掲載するときにこうしたことも検討してみるといいですよ。

タレント名(本名?芸名?)

プロフィールを初めて作る場合に気をつけたいのが、タレント名宣材写真です。

名前は、本名か新しく芸名にするのかも検討しましょう。本名のままだとデメリットが多い場合は芸名にすることをおすすめします。

事務所の場合、芸名もマネージャーと相談して決めることになるので、あまりこだわりが強すぎると意見が通らないこともあります。

芸名にする理由の一般例

  • 芸能人と同姓同名
  • 本名で活動したくない
  • 画数を意識して
  • 苗字や名前、漢字が初見でわかりづらい
  • 自分のタレント像・雰囲気に合った名前にしたい
  • 苗字がま行〜わ行でタレント欄の下になってしまう

必ずしも変えたほうがいいというわけでもありませんが、プロフィールを作るときに一度考えてみてはいかがでしょうか?

漢字は安心感や堅実さの印象があり、ひらがなは親しみやすさや柔らかいイメージを与えるなど、見た目や語感から与える印象も大きいです。もし変える場合でも、言葉にしやすく自身のイメージに適した名前がおすすめです。

宣材写真

宣材写真にしても、どんな服装にしていいか迷うところですよね?しかし、無理に着飾ったり高価な服を揃える必要はありません。

ポイントは自分を引き立たせることで、服装も自身のテーマカラーに沿ったものを選びましょう。

【宣材写真で気をつけるポイント

  • 服装やメイクは過剰に目立っていないか?
  • 声質や雰囲気に合っているか?
  • 分野の方向性に適しているか?

ナレーション分野を目指すなら、ジャケットやシャツなどフォーマルな服装で爽やか、または落ち着いた色合いがベターで、アニメーション分野なら、カジュアルまたはスタイリッシュな服装など個性を強調できます。

宣材写真とボイスサンプルが統一されていると、客観的に見てもあなたという人がよりイメージしやすくなるはずです。自分がイメージするタレント像に合わせて考えてみると作りやすいですよ。

ボイスサンプルの作り方

まずは、ボイスサンプルのための原稿を用意しなくてはいけません。

注意点としては、実在する人名・団体・企業名は避けた方が無難ですし、政治・宗教に関する個人的な見解も控えたほうがいいでしょう。

原稿は音声だけで伝える必要があるので、テレビやネットで流れるナレーションやセリフを参考(コピペはNG)に相手にわかりやすくを意識しながら考えてみるといいですよ。

また、タイム(秒数)は内容にもよりますがコンパクトな方が好まれやすいので15〜30秒を目安にまとめるのがおすすめです。

構成

以下の構成案は一例です。

パターンA(ナレーションメイン)

カテゴリー ジャンル/キャラクター 秒数(目安)
フリートーク   30秒
ナレーション1 CM 15秒
ナレーション2 スポーツ 30秒
ナレーション3 ドキュメンタリー 30秒
ナレーション4 番宣 30秒
セリフ1 ナチュラルな声(20代男性) 25秒
セリフ2 中年(45歳) 15秒
セリフ3 老け(80歳) 20秒

パターンB(アニメ)

カテゴリー ジャンル/キャラクター キャラクター
名前    
ナレーション1 バラエティ 30秒
セリフ1 ナチュラルな声(23歳) 30秒
セリフ2 高校生(16歳) 25秒
セリフ3 少年(8歳) 15秒
セリフ4 母親(50代) 20秒
セリフ5 老け(70代) 25秒

ナレーションやセリフのバランスに決まりはないので好みで変えてみましょう!

事務所やマネージャーの意向によって、構成や原稿に修正が加えられる可能性もあるので他にも候補を用意しておくのが理想的です。

完成度を上げるコツ

ボイスサンプルをさらに良くする方法は「ツカミ」「クスグリ」です。

なにそれ?と思うかもしれないのでサンプルに置き換えて説明すると、1本目または第一声から「普通のサンプルとは違う」と思わせると最初の段階で興味を持ってもらいやすくなりますし、途中で興味を持続させるような変化をつけてみるのも面白いかもしれませんね。

第一印象から人の心を掴み最後まで聴きたくなるような内容にすることで、より親近感や視聴時間を高めることにつながります。弱点を見せず長所や個性をアピールするとより良い印象になりますよ。

  • どの分野で活躍したいか?
  • 自分の長所・短所は?
  • 周りからみた印象は?

これらを書き出して、客観的に自分を捉えると作る上でわかりやすくなるのではないでしょうか。

完成度を高めるコツ

  • 構成は「ツカミ」「クスグリ」を意識
  • フリートークは人柄が伝わるエピソード
  • わかりやすくコンパクトに
  • 長所を活かした原稿作り
  • 苦手な言葉や原稿は極力避ける
  • 声質や原稿内容はなるべく被らない

収録時の注意点

ここまで作るコツを紹介してきましたが、一番大切なのは何と言っても収録です。

せっかくいいものができても、音質が悪かったり、緊張して声が震えたり、読みが堅くなってしまってはもったいないですよね?

収録時は良い環境で、自分の最高のパフォーマンスを出せることが良いサンプル作りの一番のポイントかもしれません。気負わずリラックスした状態で、「丁寧に」を心がけるといいですよ。

まとめ

業界ではたくさんの声優が在籍しているように、ボイスサンプルにも様々なものがあります。

必ずしもこれで正解というものはありませんが、ここで書いたことは個性や長所をうまくみせるひとつの方法です。

ぜひ参考にして、納得のいくボイスサンプルを作ってみてくださいね。

あわせて、オーディションへの対策はこちらの記事で紹介しています。

コメント

  1. […] […]

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