声優関連の本は読むべき?【声優志望者の疑問】

業界・進路対策

本屋の店頭で見かけることの多くなった、声優関連の雑誌や文芸書、さらには教本・実用書などなど。

最近では声優という仕事がクローズアップされることも少なくないように、世間からも注目を集め若者が目指したい人気職業にもなりましたね。

このブログを読んでいる方の中にも、声優を目指したいけれど、いざ専門学校や養成所さらにはワークショップといった環境で学べないという人も多いかもしれません。

近年は数多く出版されている「声優本」ですが、なかにはこうした本を買うことにやや抵抗を感じる人もいるかもしれないし、どれを読んだらいいのか迷う人も多いかと思います。

そこで今回は、過去に声優・ナレーターを目指し、これまでに何冊かの本を読んできた僕が「声優本はおすすめできるのか?」について書いていきたいと思います。

あくまで個人的な意見ですが、ぜひ同じ道に進む方は参考にしてもらえたら嬉しいです!

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声優本は読むべき?

声優関連の書籍は読むべきか?と悩む人もいるかもしれません。

僕の中では、必ず読むべきものではないけれど声優を目指すのであれば気になったものはどんどん読んだほうがいいと思ってます。

なぜかというと、目指す過程で、なんだかんだでたくさん悩みが出てくるし、気になったことをそのままにしておくのって若いうちは特にもったいないと思うんです。

効率的なトレーニング方法やオーディションのコツ、業界の仕組みなど、目指したばかりの頃ってわからないことのほうが多かったりするんですよね…。

そのボヤッとしたイメージのまま目指してると損をしてることも結構あったりするんです。

実際に僕が目指したばかりの頃は、ようやく声優関連の本が店頭にちらほら並び始めた時期で、それまでは雑誌やエッセイは見かけても、声優に特化した教本や業界の中身を掘り下げたような本はかなり少なかった印象で、僕も書棚で見つけたたった一冊の教本を買ったのを覚えてます。

そんなこともあってか、数年後に書店で何冊か声優関連の実用書が並んでいた時はちょっと驚きました。笑

今だとネットも含めてたくさんの情報があるぶん、どれを選べばいいのか?という悩みも生まれてきますし、なかにはお金だけ払って損をするケースも珍しくないです。それほど志望者が増え、市場が大きくなったことで起きる問題もあるので、受け取る側の知識もものすごく大切になってきます。

というわけで、メリットが多いぶん読むべきではあるものの、こうしたデメリットも少なからずあるってことをもうちょっと掘り下げて書いていき、そのなかで”こういう人におすすめ”という理由や個人的に良かった本を何冊か紹介していきます。

メリット

  • 内容の充実度が高い
  • 信頼できる情報
  • 学びの視野が広がる

とてもシンプルですが、本を読むメリットはこの3点だと思います。

書籍といえば千円前後で購入できるものがほとんどで、これを高い・安いと感じるかは人それぞれ。

ですが、そのお金で著者のこれまでの知識や経験を享受できることはものすごく大きなメリットです!

また、無料のコンテンツに比べると内容も圧倒的に充実していて、どんな人が書いているかが明示されている点で信頼できる情報ということにもなります。

そして、いちばんの魅力は専門学校や養成所では学べないかもしれないことまで学べること!

こうした養成機関ではレッスンの時間も講師もある程度決められたものが多く、さらにはカリキュラムに沿って授業を行うケースがほとんどです。

僕自身も学校・養成所と計4年通ってきましたが、本を通じて新しい発見ができたことも多かったので、今になって思えばこういう本がもっと昔にあったらなあと感じることも少なくありませんでした。笑

そういう意味では、現在目指している人、これから目指す人など、それぞれの人に刺さるような本もきっとあるはずです。

デメリット

  • 有料 (お金がかかる)
  • 悩みの原因になりやすい

先ほども挙げたように、書籍は無料で得られる情報に比べそれなりにお金がかかるため簡単には手を出しづらいですよね。

なかには、買ったけど結局読まなくなった経験をした人もたくさんいるかもしれないし読書が苦手という人もいるはず。どんな内容が書かれているか手にとってみないとからないという点もデメリットに感じる人が多いでしょう。

二つ目は、悩みの原因になりやすいということです。

基本的には、本を読めば発声や滑舌などでわからない部分の答えが見つかりやすいんですが、場合によっては、それぞれの本でも真逆のアドバイスがあったりするんです。

学校や養成所に通っている人なら経験があるかもですが、こっちの講師はA、こっちの講師はBって感じで、最終的な答えは同じでもアプローチの仕方が違うアドバイスをされることがあるはずで、教わる側からすれば、選択肢が増えることってメリットのようでデメリットでもあるということを知っておくといいかもしれません。

また、本の内容によってはものすごくリアルな業界のことが書かれていたりで、「勉強になったけどモチベーションが下がった…」なんてこともあるかもしれません。笑

そんなわけで、内容によってはこうした点を覚悟の上で読み進めていくことも重要なことだったりします。

結局のところ、同じ内容でも、「いつ、誰が、どんな状況で、読むのか?」って結構大事で、読者によって捉え方は様々なので以下でこの点を明確にしながら”こんな人におすすめ”というのを紹介していきます。

読むならこんな人におすすめ!

現在、声優を目指す人のなかには、各養成機関などで学んでいる人と独学またはそれに近い状態で学んでいる人で大きく分かれると思いますが、個人的には独学で目指している人にこそ読むことをおすすめしたいです。

正直なところ、どこかに在学中であればたくさんのトレーニング方法や知識を得ることができるので、まずは与えられたアプローチの仕方で一歩ずつ課題にトライしてしていくことの方が大切ですし、教える立場からしても、あれこれ手をつけられるよりまずは教えた方法で基礎から順を追って欲しいというのはあるはずですから…。

僕もなんだかんだで在学中の間は目の前の課題で手一杯で、結局ほとんど本を読むことがなかったです。笑

その点、独学で目指している人なら本のメリットを活かしやすいし、昔に比べ今なら自分自身の悩みを解決してくれる本もきっと見つかるはずなので、ぜひ興味のあるものから手にとって読んでみてください!

読まずに損することも…?

在学中はあまり読む意味はないの?と思うかもしれませんが、実はそんなこともなく、逆に自分自身の知見がさらに広がることもあるんです。

前述したように、学校や養成所であれば多くのことを学べますが、どうしても限られた講師や生徒と一緒に学ぶことになります。

実際に通っている人のなかにも同じような経験をしている人もいるかもですが、毎回同じ環境で学び続けると無意識のうちに慣れてしまったり視野が狭くなることも多々あるんですよね…。

まだまだ自分の知らないことってたくさんあって僕も卒業後に似たような経験をしました。

もしも所属するなりして本格的に活動していくとしたら…というのを考えて、今いる学校や養成所の”外側”を見ておくこともものすごく大事なことだったりするので、自分を客観的にみて足りないことを本で学ぶという選択肢がおすすめです!

おすすめの声優本

声優志望者に向けた書籍といえば、著名な声優さんが書いたものが一般的ですが、なかにはボイトレ講師や業界関係者といったように現在では様々な分野で活躍する方が執筆しています!

当然、内容も違えば具体的にどういった”悩み”に向けた本なのかも異なります。

そこで、以下で個人的におすすめしたい声優本の特徴や内容を解説してみたので、ぜひ本選びの参考にしてみてください!

「話し方」に自信がもてる 1分間声トレ/秋竹朋子

出典:Amazon.co.jp

ビジネスボイストレーニングスクール「ビジヴォ」の代表で、国内外の音楽コンクールで多数の受賞歴がある秋竹朋子さんの人気著書。

基本的な発声・滑舌について短くもわかりやすく解説されており、これらの悩みをピンポイントで解決してくれるトレーニング方法がいくつも掲載されてます。

また、ビジネスマンや一般層をターゲットに書かれた本だけあって専門的な表現も少なく、鼻にかかった声の治し方や喉に負担のかからない声の出し方など、日常の幅広いシーンで使える方法が満載なのも魅力。

後半では、喋り方や伝え方といったコミュニケーションスキルを磨いていく細かいアドバイスも紹介されてます!

「発声・滑舌を良くする練習方法が知りたい!」「話し方のクセを治したい!」といった人におすすめしたい、多くの人が活用できる一冊だと思います。

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「稼ぐ!」話し方/真地勇志

出典:Amazon.co.jp

『一億人の大質問!?笑ってコラえて!』『秘密のケンミンSHOW』などのナレーションで有名な真地勇志さんの著書。

「青二プロダクション」に所属し現場で活動する傍ら、附属の養成所でも特別講師として指導されています。

本の内容は、声優・ナレーター志望者が身につける発声・滑舌といった基礎的なアドバイスを中心に、卓立法や間の操り方といった発展系まで、真地さんの柔らかい文体で解説。その他にも「距離感」や「心の引き出し」など、実際に学校や養成所で教わるようなメソッドがわかりやすく書かれてます。

「原稿を読むのではなく、語れるようになりたい!」という人にもぜひおすすめしたい実戦的かつ脱・初心者向けの一冊です!

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売れる声優になるためにあなたが今しなければいけない30のこと/平光琢也

出典:Amazon.co.jp

『テニスの王子様』『HUNTER×HUNTER』など多くの人気作に携わってきた音響監督・平光琢也さんが声優志望者に向けて書かれた一冊。

「〜現場が欲しいのはこんな人〜」のサブタイトル通り、制作サイドから見た声優像が語られており、オーディション・現場でのアプローチ方法や昨今の業界事情といったような内容はリアルで実戦的な声優本という印象です。

ストレートでドライな言い回しにやや抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、正解までの道筋を最短で示してくれていて、そのために必要なことを数ページごとにわかりやすく解説。

演技経験者やオーディション経験者など、現在声優を目指している人には共感できる部分が多いので特におすすめです!

声優道 死ぬまで「声」で食う極意/岩田光央

出典:Amazon.co.jp

『AKIRA』金田正太郎で有名な声優・岩田光央さんの著書。

特殊な声優業界の仕組みから昨今の業界事情を解説した上で、そこからどう生き残るかについての”極意”が紹介されてます。

もちろん、トレーニングのコツなども掲載されていますが、どちらかといえばより実用的な声優論・人生論といった感じで、中長期的な視点でアドバイスしてくれるような戦略的な内容となっており、個人的にもものすごく勉強になったイチオシの一冊。

新書らしく文字多めで読みにくさはありますが、そのぶん凝縮された内容となっており、幅広い声優志望者におすすめできる本となってます!

まとめ

こんなときに本を活用しよう!
  • トレーニングのコツが知りたい
  • 仕事や業界について知りたい
  • 同じ環境にいて刺激や変化がない

今では、学校や養成所などへ通えばこうした本に頼らずとも学べる環境は整ってますよね。

とはいえ、それだけでは学び足りない部分も必ずあって、本でしか知ることのできない知識や情報があるとしたら読んでおいて損はないのかなと思います。

壁にぶち当たったとき、ちょっとした悩みや疑問を抱えたときなど、ふとしたタイミングで手にとってみるとそれを解決してくれる一冊が見つかるはずです!

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