進路を決めて夢に向かって進むタイミングは人それぞれですが、中には年齢を気にして諦めようか悩む人も多いのではないでしょうか?
声優でいえば、近頃は若年化がすすみ「入れ替わり」のとても激しい業界ですよね。
「若いほうが有利?」「年齢的に考えて無理なんじゃ…」「クラスに馴染めるのかな?」
昔の僕も同じ悩みを持っていましたし、やはり若ければ有利であることは確かです。
しかし、歳を重ねているからといって決して諦める必要はありません。これは、22歳で目指し始め、4年で所属できた僕が自信を持って言えることです。
というわけで、今回は声優・ナレーター志望者が抱えがちな「年齢」について、僕自身の体験を交えつつご紹介していくので、少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。
一般的な年齢の上限
- 18歳(高校卒業以上/見込み)〜上限なし
- 15歳(中学卒業程度)〜30歳
- 15歳(中学卒業程度)〜上限なし
- 15歳(中学卒業程度/見込み)〜30歳
- 15歳(中学卒業程度/見込み)〜40歳
- 15歳(中学卒業程度/見込み)〜上限なし
- 18歳(高校卒業程度/見込み)〜30歳
各養成機関によって応募資格は様々ですが、一般的には以下のように年齢制限が定められていることが多いですよね。
特に、養成所の場合コース・クラスによっても条件は様々なので応募する際は必ず各学校・養成所の公式HPをチェックしておきましょう!
実際に通っている生徒の年齢層
実際に通う人たちの年齢層が気になるところですが、学校や養成所の1クラスの年齢層はだいたいこんな感じだと思います。
全日制 | 18歳(高校卒業したての生徒)が多数、19歳〜23歳が2〜3割程度 |
夜間・日曜コース | 15〜18歳が半数、19歳〜25歳が半数 |
養成所 | 15〜18歳が少数、19歳〜20歳が6割程度、21〜25歳が少数 |
しかし、同じ養成所内でも、日中に授業があるクラスと夜間・日曜のクラスでは生徒の年齢に多少の違いがあって、大学生・社会人は、学業や仕事のない休日や夜間に通う人が多いので年齢層も高くバラける傾向に。
ごく少数ですが、クラスに馴染めず辞めてしまう生徒も少なからずいるので、自分が目指しやすい環境を選ぶこともポイントです!
詳しくは、こちらの記事がおすすめ!
年齢が高いと不利?
冒頭で書いた通り、声優を目指すなら年齢が若いに越したことはないです。
例えば、卒業後に他の養成所などに通いなおす人も多く、仮に別の職種に移るとしてもやり直しがききやすいのでメリットが多いんですよね。
また、成長速度は人それぞれですが、個人的な感覚だと演技未経験で若い子の方がのみ込みが早かった気がします。
- 卒業後の選択肢が幅広い
- 入所やオーディションの募集制限に引っかかりにくい
- 選考でマイナス要素にならない
- 年齢を意識せずクラスに馴染みやすい
- 学習のスピードが早い
これらをみて、年齢を重ねているとデメリットばかり…と思う人もいるかもしれないですがそうでもありません。
社会に出た人ならコミュニケーションの引き出しやフットワークの軽さが魅力ですし、年齢やプロフィールから逆に目立てるなんてこともあるので案外有利なことも多かったり。僕の感覚では、年齢を重ねている人ほど将来的なビジョンがしっかりしてる人が多かったように感じます。
実際、社会人からプロになった人もたくさんいて、ナレーションの才能があればプロになるのにさほど年齢は重視されません。
- オーディションで保護者承諾書などが不要
- アルバイトの年齢制限に引っかかりにくい
- 飲み会などに参加しやすい
- 周りより目立てる
とりわけ、学校や養成所だと全員が同じ環境で同じことを学ぶわけで、どうしても考え方が似通ってしまいがち。
だけど、これまで人と違ったことを学んだり体験してきた人ほど、その経験が役者を目指す上で大きな価値になるはずです。
もちろん、目指す過程で培うこともできますが、はじめからこの感覚や経験があるのはあなたにとって大きなアドバンテージになりえます!
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年齢の悩みを解決するには?
年齢は誰でも重ねるもので、ただの「数字」と考えてしまえば決して悲観することじゃないです。
気にしすぎると、消極的になって自信も持てなくなりますからね。笑
他人はあなたが思うほど年齢を気にしていないし、考え方次第でモチベーションにも変えられます!
僕も最初は気にすることが多かったけど、学校生活を送っていくうちにいつの間にか忘れていました。笑
まとめ
芸能関係の仕事は若い方が有利といわれますが、年齢が高くてもチャンスやメリットは案外たくさんあります。
僕自身も、今では目指してよかったと思えるし、気にしてふさぎ込むよりも、明るくコツコツと頑張っている人に周りは惹かれてサポートしてくれるはずですよ!
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