【声優は目指すべき?】実際のところの厳しさと魅力について

業界・進路対策

現在、声優の仕事に興味がある、または目指そうかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

進路を決めなければいけない時期になると、自分自信が本当にやりたいこと・好きなことは何なのかについて深く考えちゃいますよね?

「声優になるのってすごく大変そう…」

世間ではこういうイメージがあるかと思いますが、この過程を経験した僕自身も同じ意見です。

そして、声優一本で生き残っていくにはもっと大変だったりします。笑

それでも、毎年多くの人が目指す職業ということはそれだけこの仕事に魅力があるということですよね。

というわけで、今回は声優を目指す上での過酷さと魅力についてご紹介していきます!

僕の経験が、現在進路で悩んでいる方への何かしらの参考になれば嬉しいです。

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声優は過酷

声優を目指す最初のステップとして、まずはスタートラインに立つことですよね。

将来的な不安・経済的なリスクなど、自分自身との葛藤と向き合い決断するわけですが、自分自身が目指すことではじめて声優になれる可能性が生まれるわけです。

とはいえ、多くの声優さんが仰るように、声優を目指すのも、続けていくことも、想像以上にその道は険しいものだったりします。

実際に、過去に専門学校や養成所に通い所属できた僕が経験したことについては以下の記事で紹介しているので、ぜひこうしたことも覚悟の上でじっくりと考えてもらえれば嬉しいです。

スタートラインに立つまで、目指す過程にある苦労、その後の個人で活動することの難しさなど…、特殊な職業であるがゆえに経済的にも肉体的にも精神的にも、もうとにかくいろいろと大変なことがあります。笑

あくまで僕個人の感想ですが、これらのデメリットを知ったら「なりたい」という気持ちが薄れてきた人もいるかもしれません。

仕事であれば責任も発生しますし、オーディションであれば「不合格」という結果が目に見えてわかりますから…。

何か夢を叶えたいのなら失敗やリスクはつきもの、でも努力や苦労の先には喜びも待っていたりします!

声優の魅力

当時の僕も進路については何度も悩んだものですが、目指すきっかけは、やっぱり魅力的な仕事だったからというのが大きな理由でした。

一口に魅力といってもたくさんありますが、よく挙げられるのが以下の理由だと思います。

声優の魅力

声を使って作品を表現できる!

どんなキャラクターにだってなれる!

多くの作品や共演者・制作者と出会える!

舞台や歌や踊りなど幅広く活動できる!

オーディションに受かった!、好きなキャラクターが演じられる!、憧れの養成所に入れた!、芝居を褒められた!などなど。

目指している過程であっても思わぬ喜びが待っていたりするんですよね!

今では、声優という職業もすっかりメジャーになったのでこうした魅力に惹かれる人も多いはず。

当時、一緒だったクラスメイトに「目指したきっかけ」についてよく話し合ったものですが、アニメ作品や特定の声優さんに憧れて、または純粋に声のお芝居が好きな人が多かったように思います。

「最近の子はそんな理由で〜」なんて思われるかもしれませんが、きっかけは何でも良いと思うんです。

憧れや好きだからという気持ちはモチベーションになるし、辛いときこそ初心が自分自身を後押ししてくれる力にもなるので。

今でこそ人気の声優さんも、当時はいろいろな悩みや漠然とした将来像の中で志したケースも少なくありません。

TVアニメ『銀魂』(沖田総悟)、『黒子のバスケ』(紫原敦)で有名な鈴村健一さんも、はじめは調理師に興味を持っていたものの友人とのふとしたきっかけから声優を目指すことになったそうです。

自分には無理だときっぱり諦めることも間違いではないですし、やらずに後悔するなら後悔しないように全力でやる!という方がよっぽど自分のためになるはずですよね!

僕は役者に限らず、”世界は失敗してもいいようにできている”と思います。

僕も一度は大失敗しましたが、自分のために頑張り続けていれば、きっと誰かが見てくれていて、どんな失敗もいつかは取り戻す機会に恵まれると信じています。

『声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント』P.72(鈴村健一) 出版:主婦の友社

まとめ

毎年多くの人が声優に憧れを持って目指しますが、ほとんどの人が夢を叶えられないことは事実ですし、なかにはもったいないことにそこに使った時間やお金を浪費してしまっている人も少なくありません。

ついつい忘れてしまいがちですが、目指したからには初心を忘れず失敗を恐れずに頑張ってくださいね!

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