「声優になりたい…けど、どこが一番良いのか?」
声優学校や養成所を検討している人にとって進路選びは悩ましいものですよね?
しかし、そうした学校・養成所選びの参考になるのが体験入学や説明会!
今では多くの学校や養成所で開催されているイベントですが、声優志望者にとっても参加しやすいものが増えた印象です。
とはいえ、せっかく参加したにも関わらず成果が得られなければ意味がありませんよね?
というわけで、この記事では筆者の経験をもとに体験説明会に向けて準備すべきものや心構えを詳しくご紹介します。
当日あると役立つものから、知っておくとためになる知識など、絶対に有意義な体験説明会にするための内容を紹介しているのでぜひ参考にしてください!
体験入学・説明会の内容
オープンキャンパスには、一般的に「体験入学」と「説明会」、そしてこれら2つをあわせた「体験説明会」があります。
「体験入学」とは、参加者に対して実際にカリキュラムを体験してもらうことで学校を知ってもらおうというもので、今では様々な催し物もあったりします。
主な内容は、施設見学や質疑応答など、さらには在校生がサポートしつつアフレコ体験や模擬レッスンなどもできたりします。
「説明会」は、その名の通り学校や施設の説明が中心で、学校の紹介や業界の話を聞けたり質疑応答にも時間を割かれます。
ときには、著名な卒業生を招いてのトークイベントも開催され、業界の裏話や現場の実体験などそこでしか聞けない話も出たりで思わぬ収穫がありますし、当時の学校生活を生徒目線で振り返ってもらえるのでかなり参考なるはずです!
説明会のイメージとしては講義に近く、より深掘りした業界の流行や傾向なんかも聞けたりするかもしれませんね。
そして、これら1日でまとめて行うのが「体験説明会」で、もっとも多くの学校が主催しているスタイルだと思います。
近年は遠方からの参加者も増えたこともあり、土日などの休日を利用して参加したい人でも参加しやすいスケジュールが魅力的。
実質、そこまで大きな違いはありませんが、実際に授業を体験したい方は「体験入学」がおすすめですし、学校・養成所のシステムや深掘りした質問などをしたい方は「説明会」がおすすめかなという印象です。
最近ではホームページから詳細を確認できますし、事前に自分に合ったものをチェックして選ぶといいですよ。
体験入学・説明会の基礎知識や具体的な流れについては、以下の記事にまとめてあるのでこちらもおすすめです!
当日の持ち物と服装
それでは、参加するにあたってぜひ用意しておきたい準備物を紹介していきます。
まず、大前提ですが学校や養成所が指定するものは必須!
例えば本人確認書や身分証明できるものなどは、当日受付の際に確認されるものがあれば必ず持っていきましょう。
スポンサーリンク
筆記用具・メモ帳
一つめは、筆記用具とメモ帳。
これは必ず使いますよね!
できれば1本で完結できてすぐに消せるフリクションなどがおすすめで、要点や重要なことを手早く書き留めておけるものが好ましいです。
パンフレット資料
あらかじめ所持しているなら学校・養成所の基本情報が載っているパンフレット資料を持っていくといざというときに役立ちます!
説明会などでも資料が配られたりするはずですが、もし配布がない場合はあらかじめ持っておくとすごく助かりますよ。
ボイスレコーダー(ICレコーダー)
これは必須ではないですが、後で聴き返したいときにはめちゃくちゃ役立ちます。
現場で緊張しているとなかなか内容が頭に入ってこなかったりで集中できなかったりしますが、改めて聴き返したときに実感することって結構たくさんあったりであるとかなり助かるアイテムです。
個人的にはおすすめしたいですが、持参する場合は必ず学校や養成所など主催者側の許可をとりましょう!
クリアファイル
結構あるあるな経験ですが、体験入学や説明会って終わってみれば意外とたくさんの資料をもらったりします。
そこで、ファイルがあれば校内見学や教室移動のときであっても持ち運びに便利ですし、鞄に入れても折れ曲りの心配がないので安心です!
飲み物
飲み物は必須で、見た目的に水やお茶が好ましいかもしれませんね。
とくに冬場は、室内の空調によって乾燥することがよくあります。
喉を痛めないためにもこまめに水分補給しましょう!
清潔感のある服装
声優の専門学校や養成所であれば、基本的に私服、学生であれば制服が無難です。
私服は、清潔感のある明るめの服装がおすすめで、あまりにもシワがあるものやヨレたものは避けましょう!
オーディションではありませんが、業界を志す者として最低限しっかりした服装でいくのがマナーです。
また、実際に授業を体験できるような場合は、多少動いたり汗をかいたりすることも想定し短いスカートや動きにくい履物は避けたほうがいいかもしれません。
バッグ(鞄)
鞄は、クリアファイルがスムーズに収納できるものがおすすめです。
また、移動が多かったり座る際に周りの邪魔にもなるのでコンパクトで持ち運びやすいものだと楽チンですよ!
上記の持ち物や服装はこれまで僕が感じた中でのおすすめですが、体験入学を重ねるごとにそれぞれ必要なものが出てくるかもしれません。
その都度、「次はもっとこうしよう!」と改善してみるのがおすすめです。
スポンサーリンク
参加するにあたって
次に、実際に参加したときの心構えなどをご紹介していきます。
もちろん、本気で考えてる人は事前に下調べもしていろんな情報を入れて臨むことかと思います。
以下、こうした疑問に関して、僕の実体験を通した印象をまとめてあるので少しでも参考になればと思います。
主催者側としての印象
僕は、以前所属していたプロダクションの養成所説明会に説明する側として毎年参加させてもらってました。
参加者は、未経験者やすでに専門学校で学んでいる人など様々です。
こうした経験をして思うのは、やはり主催者側としては参加者のリアクションがあると嬉しかったりします。一通り説明を終えたところでシーンとなるよりも、何か質問してくれるとこの子感覚が鋭いなって思うし、逆に反応が薄いとちょっと不安になります。笑
だからと言って、質問しないといけないわけではないし遠慮することもありません。
参加者が、「なんとなくで終わる」よりもしっかりと「納得する」ことの方が大切です。
本気で考えてる人ほど姿勢や目つきが違ったり、説明を聞きながらいろんなことを想像してくれるので、質問されたときに「あ、なるほど」とこっちが気づかされることもあるんです!
そういう意識の人がたくさん集まると、お互いにとって良い体験説明会になるんじゃないかなと思うし、だからこそ納得できる進路選びになるよう物事一つ一つを本気で考えてみることが大切だと思います。
スポンサーリンク
まとめ
- 筆記用具・メモ帳
- パンフレット資料
- ボイスレコーダー(ICレコーダー)
- クリアファイル
- 飲み物
- 清潔感のある服装
- バッグ(鞄)
というわけで、今回は体験入学・説明会におすすめの準備物と心構えについてご紹介しました。
「本気で考えてほしい」とか「準備をしましょう」とかいろいろと書いてきましたが、はじめて参加する人にとっては気軽に参加してほしいのも主催者側としてはあると思います。
思い切って飛び込めば失敗もあるかもですが、その分いろいろなことが学べるので、そこから「他の体験説明会にも参加しよう!」「もっと調べていけばよかったかな…」というように徐々に意識も高まってくるかもしれません。
「やっぱ声優ないわ」で自分が納得したならそれでもいいと思います。笑
ただ個人的には、こうしたイベントを通して声優を目指す人が増えてほしいなとも思ってます。
コメント