「学校選びは何を基準にすればいいんだろう?」「ネットの情報を参考にしたけどなかなか決められない…」
進路選びでこういったことを考えることもあるかと思いますが、案外わかりやすいところにヒントはあるもの。
この記事では、スマートフォンやパソコンから簡単にチェックできる良い学校選びのポイントを紹介しています。
学校や養成所を経験した僕なりに、ここが大切!というポイントを書いていくので、ぜひ今後の学校探しに役立ててください。
さっそく結論から言うと、以下の5項目を判断しましょう。
①学校名
②施設設備
③インターンシップ(在学デビュー)
④オーディションサポート
⑤卒業生
専門学校で学んだ僕の経験上、これらの5つのポイントが充実した学校を選ぶことをおすすめします。
では、以下で具体的な見分け方について解説していきます!
学校選びのポイント
まず、学校選びの大前提として声優の育成に強い学校か?ということがめちゃくちゃ大事です!
声優を目指すのに、なりにくい・学びづらい環境に入ってしまってはもったいないですよね。
育成や実績が優れた学校には必ず理由があります。
この点を考えつつ、先ほど挙げた5つのポイントをチェックしていきましょう。
学校名
一目でわかるのが学校名です。
校名は言わばその学校の顔になるもの。
そのまま「声優」が入っていたり、「アニメ」や「アクター」など声優と親和性の高い名称が好ましいです。
もちろんいくつか例外もありますが、校名を見ただけでその学校が何を売りにしているかがわかります。
施設設備
最近の学校ホームページやSNSでは、写真だけでなく動画も掲載されていますよね。
見る人によってはスルーしがちですが、動画って情報を得るにはとても役立ちます!
例えば、校内や授業の様子、生徒の雰囲気など。
そして、施設設備です。
「あっちの学校よりこっちの方が綺麗じゃん」
「思ったよりレッスン場が広そう!」
「設備も凄そうだしモニターも大きくて見やすそうだなー」とか。
僕も入学してわかったことですが、やっぱり学校生活を送る上で、教室・スタジオ・ロビーなんかは広く綺麗な方が良いし、設備も充実していると何かと助かります。
細かいところを探せば結構見えてきますし、わかりやすい違いなので学校の比較もしやすいと思います。
授業カリキュラム
同じ声優科といえど、学校によって入学から卒業までの授業内容は様々です。
また、夜間や土日コースであれば学費が安い反面、授業の数や種類は少なかったりします。
そこで、以下のポイントをチェックしておきましょう!
【全日制】
基礎〜発展まで段階的に授業が組まれているか?
演技やアフレコだけでなく他にも幅広く学べるか?
【週○コース】
レベルに合わせたコース(クラス)が用意されているか?
自分が学びたいことに特化した授業があるか?
コース自体の実績があるか?
全日制は、未経験者に合わせたカリキュラムが組まれているので、レベルに関してはあまり心配はないと思います。
ですが、授業のバリエーションに関しては豊富なほど声優としてのスキルや知識の幅は広がります。
なるべくなら、ナレーション、ダンス、ヴォイトレなど様々なことを学べる学校が好ましいです。
夜間・土日コースであれば、自身のレベルや志向に適したカリキュラムか、仕事や学業に支障がないかも確認しておきましょう。
インターンシップ(在学デビュー)
在学中に作品に出れることは大きなメリットです。
スキルや芸歴を積めるだけでなく、現場において自分に何が足りないかを理解し分析するきっかけを与えてくれます。
こうしたチャンスを多く与えてくれる学校は、結果として高いデビュー実績があります。
選ぶ際には、インターンの実績が掲載されているか、生徒が在学中にどんな作品に出演しているかを見ておきましょう!
オーディションサポート
声優を目指す多くの人は、このプロダクションに行きたい!という希望があるんじゃないでしょうか?
こうした夢を掴むチャンスとして、ほとんどの声優学校には「学内オーディション」や「合同オーディション」など、学校側が主催してくれるイベントが企画されています。
こうしたオーディションの数や形式もそうですが、招かれるプロダクションに目を向けてみるのがおすすめ!
僕もこうした学校主催のオーディションに2回ほど参加したことがあるんですが、だいたい例年通りのプロダクションが参加していた印象で、そうした関係者に直接アプローチできる機会はかなり貴重だったりします。
中には、ホームページ上で過去のオーディションの参加プロダクションなどが掲載されていたりするので、まずはそちらをチェックしてみましょう!
また、こうしたオーディション対策として、特別講義や業界関係者を招いたプロダクション説明会といったサポートが充実している学校の方が安心です。
【チェックポイント】
オーディション:①年間数 ②形式 ③参加事務所
対策講義:模擬オーディション、プロダクション説明会 など
卒業生
最後にチェックしておきたいのは卒業生です。
卒業後、養成所を経て所属している方もいるので一概に学校だけの実績とは言えませんが、声優を多数輩出している学校ほど業界とのつながりも深いと言えます。
特に、近年の卒業生がどのプロダクションに所属したかの傾向を把握することで、現在の学校と業界の関係性が見えてきます。
この5つのポイントから「声優育成に強い学校」をチェックしましょう。
こちらの記事で、僕がおすすめしたい声優学校についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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まとめ 〜それでも悩む場合は学校へアクセスしよう〜
学校選びで悩む原因は、自分の中で何を優先したいかという基準が決まっていないからかもしれません。
自分の中で、どのポイントを優先するのか順位を決めておくと迷った際の一つの判断基準になります。
また、「本当に大丈夫かな…?」という不安から様々な情報を頼りに”保証”を求めがちになりますよね。
学ぶ環境も大切ですが、入った先で自分自身がどれだけ頑張れるかが一番大切です。
今では、年間を通して体験説明会や学内イベントなどを企画している学校もたくさんあります。
現場に足を運ぶことで見えるものもあるので、迷っている方は積極的に参加してみましょう!
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