【方言・訛りを治すコツ】おすすめ改善習慣6選

練習法

みなさんは、周囲から訛りを指摘されたことはありますか?

日本には、その土地特有の方言が存在し、同じ言葉でも、場所が異なれば全く違った意味で使われたり通じないものも多々ありますよね。

近年では、テレビやインターネットを通じて公用語に触れる機会もたくさんありますが、「無意識に訛っていた…!」なんて経験もあるはず。

実際、訛りを治すのは根気のいる作業ですが、治すことができないかと言われればそんなことはありません。

僕も地方出身で訛りがあったものの、4年の努力で過去に声優・ナレーター事務所に所属することができました。

「そんなに時間かかるの?」と思うかもしれませんが、訛りを治すだけなら意識と習慣で誰でも絶対に治ると思っています。

というわけで、今回は僕が実践した訛りを治し共通語を身につけるためのおすすめの習慣をご紹介します。

声優、ナレーター、アナウンサーなどを目指す方や仕事やプライベートでどうしても気になる方はぜひ参考にしてみてください!

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方言の区画一覧

日本の方言は「本土方言」と「琉球方言」の2つに大別され、細分化すると非常に多くの方言が存在します。

各地域によって、母音の発音(中舌母音など)や濁音化のみられる・無声化のみられないものなど様々。

例えば、近畿方言ですが「葉・歯」「気・木」「日・火」をハー、キー、ヒーというように2拍で発音したり、尾高型発音の「石/川/箸」が頭高になる京阪式アクセントが有名ですね。

自分が喋る方言の特徴を探したり共通語との比較をしてみると、治すうえでより具体的な改善点が見えてくるかもしれませんよ!

方言・訛りを治す習慣 6選

訛りを自覚する

これは僕自身もそうだったんですが、自分が訛っていることにすら気づいてないことがあるんです…。

「訛りの強い地域じゃないから大丈夫!」と甘くみていたんですが、周りの人から指摘されてようやく自覚することができたんですよね。

とくに上京して数年間はちょくちょくこういったことがあったので、自分が普段当たり前に使ってきた言葉を疑い間違いに気づくことが訛りを治す第一歩になります!

間違いやすいアクセントはタイプ分けする

アクセントには、「頭高」「中高」「尾高」「平板」の4タイプがあり、訛りを治すうえではこれらをきちんと理解しておくことがとても役立ちます。

例えば、「ハシ」という文字でも、それぞれのアクセントが違えば全く違った意味になりますよね。

  • 頭高:箸
  • 尾高:橋
  • 平板:端

間違って認識していたアクセントは誰しも必ずあると思いますが、「山は尾高」「湖は中高」「水は平板」など、音をタイプ別に整理すると覚えやすく思い出しやすくなるのでおすすめです。

生活環境を変える

自分自身で治そうと思っていても、頻繁に付き合う人や耳に入ってくる言葉の影響はどうしても受けてしまうもの。

「地元に帰省したら」「家族と電話したら」「テレビを観ていたら」こんなときについ方言が出てしまった!なんて経験ありますよね。笑

耳に入ってくる共通語を増やす目的として、例えばニュース番組や情報番組の視聴を増やしたり、共通語に近い喋りの人と付き合う時間を増やすなど。

生活環境を変えてみると耳に入る音も変わってきますし、他人から自分自身の訛りもより指摘してもらいやすくなるはずです。

新聞・小説を活用する

正しい発音を一度聞いただけでは、訛りはなかなか抜けません。

その場でできたからOKではなく、何度も何度も発音して覚え込むことがとても大切です。

僕も訛りはかなり抜けましたが、ときどき日常生活で無意識に出ちゃうこともあるんですよね。笑

例えば、新聞の音読や小説の朗読など、共通語が使われている文字にたくさん触れて喋る習慣をつけることでものすごく効果的な練習になりますよ!

アクセント辞典を活用する

少し勇気のいる行動ですが、「将来声の仕事に就きたい」という人ほどアクセント辞典を購入することをおすすめします。

とくに、戦後から確立された「放送用語」を重視するNHKのアクセント辞典がおすすめで、普段僕も使ってますがとても助かってます。

膨大な単語のアクセントはもちろん、無声化や鼻濁音、さらには地名や複合名詞の発音も紹介されているので持っておくといざという時に重宝しますよ!

馴染み深い書籍版もありですが、最近ではスマートフォンから利用できてアップデートにも対応できるアプリ版が便利。

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ワークショップやオンライン講座に通う

上記の方法でも抜けなくて困っている場合は、思い切ってワークショップやオンライン講座を受講するのもおすすめです。

僕も結局のところ声優学校や養成所に通ったことが大きかったと思うんですが、共通語を聞いて喋る時間が増えれば増えるほど短期間で確実にマスターできるはずです!

まとめ

というわけで、これまで僕が試してきたことも含めていろいろ紹介してきましたが、治すうえで一番大事なのは「意識の強さ」だと感じます。

日常からこの意識を強く持つだけで、自分だけでなく、他人やテレビのアナウンサーのアクセントや口の動き・喋りのクセにも気づくことがあるはずで、発音だけでなく耳まで鍛えられますよ!

「方言や訛りをすぐに治したい!」「共通語を喋られるようになりたい!」という強い気持ちでぜひ頑張ってください!

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