最近では大手を始めたくさんの専門学校で声優を目指すことができますが、たくさんの選択肢があって迷いますよね?
今回は、声優学校の大手である「日本工学院専門学校」についてご紹介したいと思います。
工学院の声優コースにフォーカスし、特徴や評判などを各項目に分けて詳しく解説していくので、現在入学を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
日本工学院専門学校とは?
1976年に、それまであった日本電子工学院から改称されできた専門学校で、声優分野以外にもデザイン・IT・音響・建築など幅広い分野を学べます。
また、認可校として運営されており、これまでの歴史や実績から専門学校の中でも比較的高い評価と人気を得ている印象です。
認可校(専門学校)・不認可校(スクール)の違いについてはこちらの記事にまとめてあります。
充実した設備と講師陣だけでなく、声優コースがあるクリエイターズカレッジでは、舞台・映像・アニメーションといった他学科の生徒とも交流できる点がこの学校の大きなメリットといえます。
では、以下で各項目ごとに詳しく紹介していきます。
学生支援システム
【主な学生支援システム】
入試制度 :推薦/一般/AO/(それぞれ願書受付期間あり)
教育ローン:国の教育ローン/学費サポートプラン
奨学生制度:新聞奨学金制度/日本学生支援機構奨学金制度/アルバイト奨学制度など
学生支援寮:蒲田寮/城南寮/多摩川寮/京浜寮/第1〜3学生会館
願書受付期間は、学科や受験方法によって異なるので注意が必要です。
校舎
東京(蒲田校)/東京(八王子校)
工学院の校舎は2カ所あり、東京郊外の落ち着いた環境で学べるところがポイントです。
個人的な意見ですが、一人暮らしをする場合も郊外の方がお金もかからず住みやすかったりするので便利ですよ!
また、工学院の敷地・校舎は大学並に広く、各スタジオ・稽古場だけでなく、食堂・カフェテリアなども完備されているのでキャンパスライフを楽しみたい方にはかなりおすすめできる学校です。
設備も最新のものが揃っているので、学びやすさという点では他の声優学校に比べてもトップクラスではないでしょうか?
学費
1年次納入金 | ¥1,415,690 |
2年次納入金 | ¥1,230,000 |
合計 | ¥2,645,690 |
他の専門学校や養成所に比べると、やや高めな金額です。
学科
学科 | クリエイターズカレッジ 声優・演劇科 |
コース(全日2年制) | 声優コース |
専攻 | 声優専攻/ナレーター専攻 |
声優を学べる学科は声優・演劇科の声優コースになり、そこから声優専攻あるいはナレーター専攻を選択できるシステムとなっています。
カリキュラム
【声優・演劇科の主なカリキュラム】
【1年次】 | 演技研究 | ヴォーカル | 舞踊 | ダンス | ワークショップ |
【2年次】 | アフレコ | ヴォーカル | 声優演技 | 卒業制作 | インターンシップ |
1・2年次ともに必修科目と選択科目が用意され、生徒それぞれがしっかりと基礎を付けつつ学びたい授業も受講できるシステムが組まれています。
具体的なカリキュラムを組むのは入学時に考えることですが、受けたい授業の履修時間とライフスタイルとのバランスをとりながら自分なりの受講科目を立てることがおすすめです。
主な講師陣
蒲田校:茶風林さん『サザエさん』磯野波平/『ちびまる子ちゃん』永沢君など
八王子校:千葉繁さん『ワンピース』バギー/『幽☆遊☆白書』桑原和真など
主な講師陣に、茶風林さん(蒲田)、千葉繁さん(八王子)、折笠愛さん、冨永みーなさん、渕崎ゆり子さんなど、男性・女性を問わず実績ある方々が揃っています。
その他、ダンスや舞踊、ヴォーカルなど各科目に応じた専門家の講師が幅広く在籍しているようですね。
インターンサポート
『この素晴らしい世界に祝福を!2 』
『ダイヤのA』
『ムタフカズ』
過去には上記の作品をはじめとして、在学中に案内されるオーディションからデビューできるチャンスもあるようです。
オーディションサポート
毎回、約90社のプロダクションや劇団関係者を招いて行われる合同審査会や説明会があり、生徒にとってもっとも重要な所属サポートという点もそれなりに充実している環境といえます。
また、個別の相談やサポートに関しても各校舎に専門担当者が在籍しているため、それぞれのタイミングで支援を受けられることができるようですね。
たとえ声優以外の道に進路が変わったとしても、学校側の紹介先が広いため、就職もある程度有利に働きそうですね。
個人的な意見ですが、オーディションに関して言えば、どこにも通ってない人よりも学校のバックアップがあるほうが有利ですし、そうした使えるサポートは積極的に利用するのがおすすめです!
主な卒業生
主な卒業生 | 逢坂良太、江口拓也、寺島惇太、間宮康弘、吉原 光夫 新谷良子、豊口めぐみ、井澤詩織、大野柚布子、駒形友梨 |
主な所属先 | アーツビジョン、EARLY WING、81プロデュース、ケンユウオフィス、スペースクラフト |
これまでの卒業生には、現在も第一線で活躍される方々が多く学校としての実績も充分では無いでしょうか。
評判
日本工学院は、個人的には悪い学校ではないと思います。ただ私個人の意見なので、もしかしたら質問者さんにとっては悪い学校だと感じるかも知れないし、それは人それぞれなので何とも言えないんです。
先の回答者さんがおっしゃるように、声優はほとんどの人がなれないので、数字的には全部の学校が良い学校ではないということになりますね。
あと、声優はお金を借りてまで目指すものではありませんから、それだけ注意ですね。お金返せなくなります。
専門学校は学費高いですから、なるべく養成所を目指す形が良いです。
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11164988081?__ysp=5bel5a2m6Zmi44CA5aOw5YSq44CA6KmV5Yik
現在、日本工学院蒲田校・声優専攻二年の者です。
情報というのは…例えばどんなことでしょうか?
授業内容
一年次:演劇・ヴォイストレーニング・ヴォーカル・バレエ・演劇史・スタジオワーク・選択授業etc
二年次:全てが選択授業
ちなみに、一年次は全体的に演劇寄りの勉強、二年次になってから声優寄りの勉強をします。
まずは資料請求。
それから体験入学をオススメします。
午前の部は、ちょっとしたインプロヴィゼーション(即興劇)を。
午後の部は、アフレコ体験など。
他に聞きたいことがあれば、是非…分かる範囲でお答えします。
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1229637907?__ysp=5bel5a2m6Zmi44CA5aOw5YSq
もともと日本工学院に通っていたものです。
とても先生方も親切で勉強にはなりますが、本当に声優を目指しているのなら養成所に行くべきです。
現在私は某養成所に通っているのですが、養成所の先生方に「専門学校に通っていたやつらには変な癖がついていて教えにくい」と言われますし、正直に言えば専門学校はまだ学生気分でいたい甘えた考えの人が多いのでお金の無駄になる気がします。
学ぶことも友達も出来ますが、養成所でも習うことですし、専門を卒業したからと言って養成所に合格しやすくなるとかは無いです。
本気でデビューのことを考えているのでしたら余計に若い時から行動している方が断然身に付くものがあると私は思います。
質問のお答えにはなっていないかもしれませんが、声優という職業を目指すのでしたら養成所をお薦めします。
かなり狭き門で現在私も、養成所の同期も大変苦戦しています。
あまり現実的ではない職業ですし、家族に迷惑をかけることも確り理解しておいた方がよいと思いますよ。
長文失礼いたしました。
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12140145432?__ysp=5bel5a2m6Zmi44CA5aOw5YSq44CA5Y2S5qWt
評判や感想はいろいろとありますが、実際に通った方の意見として生徒の意識が低いということがうかがえると思います。
僕も専門学校から養成所へと通った経験があるので分かるんですが、専門学校に比べて養成所は働きながら通う人も多いですしお金がない中で通う人も少なくありません。
そういった理由だからとは言い切れませんが、全体的に意識が高い(ハングリーな)生徒が多いですし、特に大手の倍率が高い養成所であれば特にそうかもしれません。
その反面、専門学校には高い学費を払うだけのメリットもあります。
それぞれのメリット・デメリットについて深掘りした記事を書いているので、学校か養成所かで悩む人は参考にしてみてくださいね。
スポンサーリンク
まとめ
【日本工学院専門学校の特徴まとめ】
- 充実したキャンパスライフを送れる各施設の充実度
- 広々とした稽古場&スタジオに最新の設備
- どちらの校舎にも著名な講師陣が在籍
- 他の専門学校に比べて学費が高め
まとめると、お金がかかる分、他の学校では感じることのできない学びやすさやカリキュラムの充実度が揃った学校ではないでしょうか?
もちろん、誰でも必ず声優になれるわけでもないですし努力なしでは厳しい業界ですが、環境次第でこの確率を広げることも充分可能だったりしますよ。
入学を検討する場合は、ぜひ資料請求や体験説明会に参加してみることをおすすめします。
この他にも記事をまとめているので、ぜひ進路選びの参考にしてみてください。
日本工学院専門学校はこちら。
コメント