おうち時間が増えたことで、たっぷりドラマや映画が観たいなあ…という方も多いのではないでしょうか?
僕も気になった映画・ドラマ・アニメなんかを観ることがあるんですが、自分にハマった作品って意外と少ないんですよね。笑
そんな中、個人的に大好きな「三国志」をテーマにした長編ドラマ『三国志 Three Kingdoms』がAmazon Prime Video(アマゾン プライム・ビデオ)で視聴可能だったのでこの機会に一気に鑑賞!
同じように、三国志が好きな方、歴史ものが好きな方も多いと思うんですが、これがかなりおもしろかったのでぜひおすすめしたいと思いました!
ということで、今回は『三国志 Three Kingdoms(吹替版)』の感想や見どころ、おすすめポイントや視聴方法についてもあわせてご紹介していくので、気になった方はぜひ参考にしてみてください!
三国志とは?
そもそも「三国志」とは、古代中国の後漢末期→三国時代(魏・呉・蜀)→晋朝成立(西暦180年〜280年の100年間くらい)の出来事を、魏の曹操、呉の孫権、蜀の劉備を中心に描かれたお話が一般的。
明の時代に発表された四大奇書の一つ『三国志演義』(羅貫中)が市民に広まったことがきっかけで、今では多くの人に受け入れられています。
これまでに古今東西様々な歴史を扱った作品がありますが、朝廷の腐敗に対する民衆蜂起、各地の群雄の台頭、三国成立による絶妙な駆け引きと覇権争いなどなど…、これらを描いた三国志関連の作品は今でも根強い人気を誇っています!
三国志 Three Kingdoms
- 監督:高希希
- 演出:李木戈
- 原作:羅貫中
- 配給:エスピーオー
- 放送:2011年-2012年(日本)
【受賞】
- 第1回ビデオ屋さん大賞「アジアテレビドラマ部門特別賞」
- 国際ドラマフェスティバル2011「海外ドラマ特別賞」
- ソウルドラマアワード2011「大賞」
- 第45回ヒューストン国際映画祭「レミアワードグランプリ」
主要キャスト
登場人物 | 吹替 |
魏
曹操 | 樋浦 勉 |
曹丕 | 前野 智昭 |
曹叡 | 岸尾 だいすけ |
曹仁 | 手塚 秀彰 |
曹真 | 佐久田 脩 |
荀彧 | 星野 充昭 |
程昱 | 小野 健一 |
夏侯惇 | 鈴森 勘司 |
夏侯淵 | 岡 哲也 |
許褚 | 宝亀 克寿 |
張遼 | 堀部 隆一 |
呉
孫権 | 咲野 俊介 本名 陽子(幼少) |
周瑜 | 小山 力也 |
孫堅 | 長 克巳 |
孫策 | 阪口 周平 |
孫小妹 | 中村 千絵 |
魯粛 | 岩崎 ひろし |
黄蓋 | 小山 武宏 |
大喬 | 三石 琴乃 |
小喬 | 園崎 未恵 |
蜀
劉備 | 家中 宏 |
諸葛亮 | 堀内 賢雄 |
関羽 | 田中 正彦 |
張飛 | 天田 益男 |
趙雲 | 遊佐 浩二 |
馬超 | 森川 智之 |
黄忠 | 麦人 |
劉禅 | 古谷 徹 |
姜維 | 綱島 郷太郎 |
魏延 | 大塚 芳忠 |
龐統 | 斎藤 志郎 |
徐庶 | 郷田ほづみ |
晋
司馬懿 | 佐々木 勝彦 |
静妹 | 魏 涼子 |
司馬師 | 宮内 敦士 |
司馬昭 | 乃村 健次 |
司馬炎 | 釘宮 理恵 |
後漢
漢献帝 | 須藤 翔 優希(幼少) |
王允 | 佐々木 敏 |
貂蝉 | 本名 陽子 |
陳宮 | 仲野 裕 |
他
董卓 | 福田 信昭 |
呂布 | 内田 夕夜 |
袁紹 | 菅生 隆之 |
袁術 | 辻 親八 |
劉表 | 田原 アルノ |
劉琦 | 手塚 ヒロミチ |
蔡氏 | 日野 由利加 |
内容
ここからは作品の全容と概要をご紹介!
多少ネタバレになるので、気になる方は感想・レビューまで飛ばしてください!笑
『三国志 Three Kingdoms』は、羅貫中の『三国志演義』に独自のアレンジを加えて制作された全95話(各45分)の長編歴史ドラマ。
総制作費は25億円以上と、三国志の長いストーリーを中国ならではのスケールの大きさで描いています。
ストーリーは、後漢末期の董卓に対する曹操の暗殺計画から蜀滅亡と司馬一族の天下統一までを描き、蜀漢(劉備)を正統としながらもこれといった主人公は決まっておらず、曹操、孫権、劉備のほか様々な登場人物が各話で活躍。
曹操が北方を平定する「管渡の戦い」、孫呉の火計と諸葛亮孔明の活躍を描いた「赤壁の戦い」、孔明の最後の北伐「五丈原の戦い」などなど、三国志における主要な戦いはもちろん、各武将が輝く諸々の戦いに加えて、「三顧の礼」「泣いて馬謖を斬る」など有名なエピソードもしっかり反映され、かなり細かくボリュームたっぷりな内容となっています。
『三国志演義』を知っている方なら、お馴染みの場面も数多く登場するほど見所の多い作品です!
感想・レビュー
全95話(各45分)ということでとにかくボリュームがすごい作品ですが(笑)、僕個人的には三国志作品でもかなり上位の満足度でした!
マンガやアニメやゲームだと、どうしてもファンタジー要素というか非現実的な演出があったりするんですよねえ。
それが良いときもあるけれど、多少やりすぎでは?と感じることも少なくありません。笑
そういう意味でも、こちらは演義のフィクションを活かしつつ実写ドラマの良さであるリアル感がしっかり出ていて、目を惹く演出もバランスよく織り込まれていて途中で見飽きることがありませんでした。
また、多くの三国志作品では尺の都合上どうしても人物・エピソードが絞られがちですが、この作品では様々な登場人物の心理描写がしっかり反映されているため、そこから生まれる策略や陰謀がとてもドラマチックです!
特に終盤の、劉備・孔明の意思、司馬懿の思惑、徐庶の献策など、これらは過去のエピソードを踏まえるとかなりグッとくるんですよね…!
お気に入りのエピソードだけ観るのももちろんありですが、1話からエピソードを追っていくとより作品の魅力が出てくるのでおすすめです!
それと、これは他の作品には見られないオリジナルストーリーかもしれないですが、司馬懿と静妹の関係がものすごく丁寧に作り込まれていて、司馬懿にも焦点を当てているのがこのドラマのもう一つの見どころだったりするかもしれません。
ちょっと残念なのは、赤壁の戦闘シーンが思いのほか淡白だったのと、諸葛亮の南征がしっかり描かれていなかったことかなあと…笑
はい、続いては吹替版キャストについて。
三国志ってとにかく登場キャラクターが多いんです。
しかし、吹替版ではそれに負けないくらい外画で活躍される声優さんが多数登場しています!
特に、周瑜の性格を考えると小山力也さんのキャスティングはぴったりですねえ。笑
声優さんの演技で見どころなのは、何といってもエピソード37「儒者たちとの舌戦」で行われる諸葛亮孔明と孫呉降伏派の論戦。
孔明役・堀内賢雄さんを中心に展開されるお互い皮肉交じりのセリフの掛け合いとそこから徐々にヒートアップしていくのが圧巻で、国や人それぞれの立場と情勢がとてもわかりやすく表現されてます!
個人的には、なんだかんだで赤壁の戦い直前くらいが一番見どころなのかもしれません。笑
もちろん、その他にもたくさんの見どころのある『三国志 Three Kingdoms』ですが、三国志の歴史をほぼ網羅したドラマとして、ファンのみならず初見の方にもぜひおすすめしたい作品です。
こんな人におすすめ
- 三国志を一から知りたい!
- ボリュームのある長編ドラマが観たい!
- 『三国志演義』をリアルな演出と映像で楽しみたい!
おすすめ視聴サイト
定額見放題サービス | 月額 | お試し期間 (無料) | 画質 |
Amazon プライム・ビデオ | ¥500(税込) 年会員¥4,900=月額¥408 | 30日間 | SD/HD/4K |
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FODプレミアム | ¥976(税込) | 14日間 | SD/HD |
Paravi(パラビ) | ¥1,017(税込) | 14日間 | HD |
『三国志 Three Kingdoms』の視聴には上記のサイトがおすすめですが、なかでもAmazonプライムは月額¥500(税込)以下でプライム・ビデオの他にも14以上のAmazonコンテンツサービスが利用可能です。
この機会に、お得にたくさんの作品を視聴したい方、Amazonコンテンツを利用したい方は、ぜひ30日間の無料トライアルからはじめてみましょう!
お試し期間のみ利用の場合は、登録後30日間のうちに退会手続きをする必要があるのでお忘れなく!
DVD&Blu-ray
『三国志 Three Kingdoms』はDVD・ブルーレイ化もされているので、パッケージ版として購入しておきたい方はこちらがおすすめ!
まとめ
というわけで、今回は『三国志 Three Kingdoms』の感想をご紹介しました。
長らく愛されてきた歴史ドラマ「三国志」ですが、『三国志 Three Kingdoms』は、演義の良さを活かしつつも映像や音を通したダイナミックな戦闘シーンやキャラクターの細かな表情によって広く深くストーリーを堪能できる作品です。
ぜひ、お気に入りの武将やエピソードをみつけて物語を楽しんでみてくださいね!
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