声優になりたい人から真っ先にくる質問としてよくあるのが、「どんな声優が求められますか?」という内容だったりします。
僕はマネージャーをやっていたわけでもないんですが、プロダクションに所属してた側の人間として昔よくこの質問を聞いた記憶があります。
そして昔、僕が声優を目指してた側のときもよくこの質問があったので、もはや声優志望者の中では誰もが知りたい疑問だったりするかもしれません。
というわけで、今回はあるプロダクションの事情を参考に「どんな声優が求められるのか?」というテーマに触れていきたいと思います。
どんな声優が求められるのか?
結論から言うと、どこの事務所も根本的に求める声優像は同じです。
- 挨拶ができる
- 常識人
- 最低限のコミュニケーション能力がある
- 基礎的なスキルが身についている
- 個性的な人
声優を目指す人たちもよく耳にすることかもしれないけど、結局どこへいってもこのへんは求められることなのかなと思います。
実際、僕もこういった答えをよく聞いたし、プロとして所属してる周りの人たちもほぼこれに当てはまる人たちばかりでした。
挨拶ができない、または常識やコミュニケーション能力がない人は現場に出せないし、専門性の高い職業なのであらかじめ持った素質やスキルが不足している人は当然求められにくいです。
そして、周りに埋もれない個性がある人ほどマネージャーからしたら売り出しやすいはず。
一般常識は必須で、専門的スキルも必要で、おまけにオリジナリティな人材が求められるっていうなんとも特殊な職業だけど、どこのプロダクションもおそらくこういう声優を求めているはずです。
各プロダクションやマネージャーが求める人材の違い
昔のものですが、賢プロダクションのマネージャーさんが求める人材についての記事がこちら。
そして、以下は三木プロダクションのマネージャーさんが求める声優像です。
特に、青木志貴さんの動画ではなかなか語られにくいところまで紹介されてますね。
各プロダクションによって求める人材が少し違うのが魅力的で、賢プロのマネージャーさんは人柄もそうですがより現場での対応力やメンタル面を、三木プロのマネージャーさんだと変わってる(埋もれない)人を真っ先に挙げてます。
半分予想ですが、多くのプロダクションはこの3つのポイントを総合的に判断し人材を探すんだろうなと思ってます。
- マネージャーが思う欲しい人材
- 事務所が欲しい人材
- 現場が求める人材
今の時代、現場ではルックスが重要視されてるし、これからはSNSの影響力が重要な時代になりつつありますね。
そうした時代にあわせながら、事務所やマネージャーは会社に適した人材を求めているはずです。
求められる人材へのなりかた
昔に比べ、今だとこうした情報がかなりオープンになってきているので、ネットで探せば結構ためになる話もあったりしますよね。
だからこそ、情報収集はすごく大切だし、各プロダクションを研究することで求める人材がわかるかもしれません。
さらに、声優プロダクションが開催するセミナーや説明会に足を運んでみるのもおすすめで、運が良ければいろいろなマネージャーさんへ質疑応答ができたりします。
そうして得た情報から、自分に合った狙い目だと思うプロダクション(養成所)へアプローチしていくことが、そこで”求められる人材”になりやすいポイントだったりします。
とはいえ、どこの現場や事務所やマネージャーも求める声優像の根本は同じということを念頭においておきましょう!
まとめ
というわけで、今回は求められる声優像についてご紹介しました。
今の声優って本当にたくさんことが求められたりしますが、声優学校や養成所に通うことで自然と身につくマナーやスキルもたくさんあります。
根本をおさえつつ、そして焦らず、長い目で求める人材になることを意識してみてくださいね。
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