『考えたら負け』(堀江貴文/ホリエモン)実際に読んでみた感想・レビュー

書籍

このブログでも、これまでにいろいろと書籍や商品レビューについて書いてきたけど、今回は以前読んだ堀江貴文さんの著書『考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言』についての紹介です。

内容自体はそれほど濃いものではないんだけど、当時すごく印象に残った一冊だったのでいつかレビューを書きたいなあと思ってました。

「ホリエモン」と聞くとあまり良い印象を持たない人もいるかもしれないけど、その発言や行動は明快でしっかりとした自分のポリシーがある人だなと、この本を読んで改めて気づかされました。

今、人生に何かしらの不安を抱えている人にとっては良い出会いとなる一冊かなと。

というわけで、以下でこの本の感想について書いていきたいと思います。

スポンサーリンク

『考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言』

サイズ:新書(317ページ)

発売日: 2018/11/30

出版社:宝島社

【内容】

  • まえがき
  • 第1章 「すぐ」やる
  • 第2章 自分の頭で考える
  • 第3章 「ワクワク」する
  • 第4章 「感覚」を信じる
  • 第5章 人と違って何が悪い
  • 第6章 あらたな価値を創造する

内容

『多動力』『好きなことだけでいきていく』など、この方の書籍はすでにいろいろ出版されているけど、この本はタイトル通りホリエモンの言葉を具体的にまとめた一冊。

2ページごとに”金言”が1つ紹介ずつされていて、ざっくりとした彼の思考や生き方を知ることができます。

正直、ホリエモンの本をたくさん読んできた人には「あぁなるほどな…」で終わる内容の薄い本かもしれないけど、普段ビジネス書や自己啓発書を読まない若い世代の人にこそおすすめできる一冊で、新たな価値観を投げかけてもらえるんじゃないかなと思います。

読者に対する自己啓発的な内容がほとんどだけれども、所々これからの社会のあり方についての記述もあったりして、そこもこの本のちょっとしたポイントかもしれない。

以下、僕がめちゃくちゃ印象に残った部分を抜粋してます。

「見切り発車」でいい

今できることをとにかくやっていくのが一番の近道だ。何が正解かなんて僕にもわからない。大事なことは、走りながら修正して改善していくことだ。

失敗を減らすために事前に情報収集したいという気持ちはわからなくもないが「100%失敗しない方法」なんて、ない。むしろ、そうやって迷うことで、時間を無駄にしてしまっているケースが多い。「その日の課題は、その日のうちに必ず解決」しながら、「見切り発車」で進んでいくべきだ。

『考えたら負け 今すぐ行動できる堀江貴文150の金言』(第1刷 p.44-45) 著:堀江貴文 出版:宝島社

うーむ…、時間を無駄にしてしまっていることの方がよっぽど大きな失敗なのかもしれませんね。

レビュー

レビュー早見表

レビュー表

   価格:★★★★★

  携行性:★★★★★

ボリューム:★★★★☆

読みごたえ:★★★☆☆

読みやすさ:★★★★★

おすすめ度:★★★★☆

感想

恥ずかしながら僕の場合、本屋の新刊コーナーにあったのをたまたま気が向いて購入。笑

だからなのか?

真っさらな状態で、あまり期待をしていなかったこともあり、読み終えた後はなかなかインパクトの大きい一冊でした。

一言で言えば、迷いが吹っ切れるような印象です。

「仕事」「私生活」「未来」「人生観」。

細かくあげれば「人との付き合い方」や「緊張しないコツ」まで。

上記のような抽象的なアドバイスもありますが、具体的に「こうしろ!」的なアプローチもたくさんあります。

ホリエモンが普段「ググれカス」と言っているのも、この本を読んで納得です。笑

317ページの新書サイズとあって通勤や隙間時間で手軽に読めたので、1日数ページと読み進めていっても充分内容が理解できます。

正直、今のご時世ネットの記事からあらゆる情報を知ることはできるけど、やっぱりお金を出して買った本は受け取る側もより真剣になれるし、”欲しい情報”以外にも幅広く触れられることに価値があるんじゃないかな。

まとめ

というわけで、堀江貴文さんの『考えたら負け 〜』についての内容と個人的な感想でした。

価格自体もお手頃なので、今毎日の仕事・生活において悩んでいる人、堀江貴文さんについて知らない人にこそぜひ読んでもらいたい一冊です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました