【専門学校 東京声優アカデミー(TSA)】声優養成科の評判・特徴まとめ

学校・養成所

これからの進路先に声優専門学校を検討している人も多いのではないでしょうか?

今回は、声優学校の中でも根強い人気を得る「専門学校 東京声優アカデミー」(TSA)についてご紹介したいと思います。

特徴や評判など、各項目に分けて詳しく解説していくので、現在入学を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

「東京声優・国際アカデミー」とは?

声優養成機関としては20年以上の歴史があり、声優の育成に特化したアットホームさが特徴の声優学校。

「技・感・美=三位一体」の教育理念から、生徒一人一人を学校が親身にサポートしてくれることが人気の理由にもなっています。

これまでに、甲斐田裕子さん、代永翼さん、佐藤拓也さんなど多くの卒業生を輩出してきたことから、声優学校の中でも比較的実績のある学校と言えます。

(※国際コミュニケーション学科の設置により、2021年度から校名を「専門学校 東京声優・国際アカデミー」に変更予定)

学生支援システム

主な学生支援システム

 入試制度:AO/推薦/一般

教育ローン:国の教育ローン/(株)オリエントコーポレーションのローン/民間の教育ローン

奨学生制度:日本学生支援機構/新聞奨学生支援

学生支援寮:学生寮・学生マンションあり

校舎

  • 東京校(恵比寿)

TSAは、東京のほぼ中心に校舎を構えており、業界の目と鼻の先で学ぶことのできる立地。

デメリットとしては、学校近辺に住むとなると家賃がかなり高額になってしまうことでしょうか。

路線の数からしてもやや通いにくいと感じるかもしれません。

学費

TSAの学費は、2年間の合計納入金は約226万円(初年度=117万円)で、これは他の学校・スクールに比べても低めの金額です。

学科

学科声優養成科(全日制)
専攻アニメアフレコ専攻
洋画アフレコ専攻
ゲームアフレコ専攻
ボーカルパフォーマンス専攻
ナレーション専攻
演劇専攻
ビジネス専攻
アイドルパフォーマンス専攻

TSAでは、2年次後期より「選択専攻科目」が用意されており、上記8つの専攻から学びたいものを2つの専攻できるシステム。

他の学校では入学と同時に専門的なコースが用意されていることもありますが、将来の進路が見えてくるこの時期にそれぞれの専攻に分かれるのがTSAの特徴です。

カリキュラム

主なカリキュラム(声優養成科)】

【1年次必修】セリフ基礎演技力 Iボーカル Iナレーション I
【1年次一般】学内演劇発表会模擬オーディション特別講義個人カウンセリング
【2年次必修】アフレコ実習吹き替え実習演技力 II卒業公演
【2年次一般】オーディション対策模擬オーディション特別講義学内演劇発表会

専攻別で個々の受講カリキュラムは変わってきますが、2年次になるにつれて自己プロデュース力を養うカリキュラムが増えてきます。

1年次で、いかに基礎を習得できるかが大切ですね。

また、学内イベントも盛んで、生徒が0から舞台の制作を行い発表をする「T-1グランプリ」が毎年秋に行われています。

主な講師陣

  • 緒方賢一さん『らんま1/2』早乙女玄馬、『名探偵コナン』阿笠博士
  • 水田わさびさん『ドラえもん』ドラえもん、『ポケットモンスター ベストウイッシュ』ポカブ

講師として緒方賢一さん、水田わさびさんなど。

過去には特別講師として、大塚明夫さんや田中真弓さんなどを招いて講演会も行われています。

インターンサポート

TSAでは、アニメや文化放送のラジオ番組を中心に在学中のデビューも可能なようです。

近年では、『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』のTVアニメ・ドラマCDへの出演や、井口裕香さんのラジオ番組にもコーナー枠で在校生が出演。

また、大手声優プロダクション「81プロデュース」による「81オーディション」での受賞など、在校生の活躍も目立っています。

こうした経歴はオーディションにも活きてくるため、在学中は積極的にチャレンジしたいですね。

オーディションサポート

カリキュラムにも組まれている「模擬オーディション」「オーディション実習」では、講師や担任アドバイザーによる審査で、自身の改善点をアドバイスしてもらえます。

その他、年2回の「個人面談」、プロダクション関係者を招いて行われる「事務所ガイダンス」、さらには宣材写真撮影やメイク講習などブラッシュアップを目的としたアドバイスも受けることができ、非常に充実したサポートが用意されている印象です。

毎年行われる「学内オーディション」や外部から依頼のある不定期のオーディションまで、他の大手校に比べても見劣りしないほどのチャンスがあるようです。

また、TSAの「卒業公演」は各プロダクション関係者も足を運ぶほど好評で、ここから進路のきっかけをつかむ生徒もいるようです。

主な卒業生

主な卒業生代永 翼、佐藤 拓也、米内 佑希、益山 武明
甲斐田 裕子、小堀 幸、古川 由利奈、空見 ゆき
主な所属先81プロデュース、賢プロダクション、アクセント、EARLY WINGケンユウオフィス

卒業後、外画に強い81や賢プロの養成所へ進学する卒業生が多い傾向が見られます。

そのため、TSA全体としても「外画」に力を入れている印象ですね。

学校との繋がりも深いことから、上記のプロダクションを検討している方にはおすすめの学校といえます。

評判

近は入学人数が減っていてこういった学校も廃れつつある。

しかし、普通に生きていては経験できないこともたくさん経験できるので人とは違う経験をしたいのであればいいと思う。

人間的にも成長はできそう

しかし向上心が低い学生がほとんどなので自ら学ぶことができる人におすすめする学校である。

(中略)

カラオケがついていて放課後に使えるのはいいと思う。

しかし近くに安いカラオケがあるのでそちらのほうがいい。

恵比寿に近いので毎日遊ぶことには困らないでしょう

昼はみんなコンビニに行くので混むことが多いのでお弁当か外食をおすすめする

引用:https://www.minkou.jp/vcollege/school/review/21732/

多彩なカリキュラムで多くの事を学びました。

専門分野の講師が多くいるので、学生のうちにいろいろな経験が出来ます。

はじめ声優になりたくて入学しても、学生生活のうちに歌手や演劇の世界に興味をもち、違う道を選ぶ場合もあります。

私は、学生中に夢へのこだわりがなくなり、自分が演じるより見る方が好きな事に気づけたので、卒業と同時に声優への夢は諦めました。

でも2年間この学校に通い、たくさんの事を学び、同じ分野が好きな友達がたくさん出来て満足しています。

4クラスありましたが、1クラスほど卒業せずに途中で辞めて行きました。

辞める理由は、諦めたり、地方から出てきてホームシックになったり、東京での生活が楽しく学生生活に身が入らなくなったりです。

卒業後は半数以上が声優の事務所へ進みますが、またそこでも研修生からスタートで、そこで諦める人もいます。

最終的に同期で小さな仕事でも活躍しているのは、ほんの数十人です。

引用元:https://www.minkou.jp/vcollege/school/review/21732/

とにかくアットホームな学校ですので毎日大き過ぎるほどの元気な挨拶で登下校しています。業界の基本はやはり挨拶!そこから全てが始まります。

クラスは毎年3~4クラスにわけられ、それぞれのクラスには個性があります。1年の冬頃になると別のクラスの人と一緒に作品をつくる授業が入ってきますのでそこで新しい交流が生まれるのも貴重ですし、学年全員が仲良しというのも本当です、

引用:https://www.minkou.jp/vcollege/school/review/21732/

TSAの伝統でもある”アットホーム”な校風から、生徒全体の雰囲気も明るい印象ですね。

こうした雰囲気が苦手な人にとっては、入学後しばらくは苦労することが多いかもしれません。

ですが、卒業まで努力をした生徒にはそれ相応の結果もついてくるようです。

個人的な経験から感じることですが、専門学校は養成所以上に”意識の差”が激しいですしクラス分けによる影響も少なくないです。学校やクラスの良いところ・悪いところを見極め便利なサポートはどんどん利用した方が結果的に個人の成長やチャンスにつながるのではないでしょうか。

TSAに入学する生徒は未経験者も多いため、仲間と切磋琢磨しながら声優を目指すならおすすめの学校といえます。

スポンサーリンク


まとめ

【専門学校 東京声優アカデミーの特徴まとめ】

  • 20年以上の歴史があるアットホームな学校
  • 校舎は東京校のみ
  • 学費が安い
  • オーディションサポートが充実
  • 外画で活躍する卒業生が多い

TSAのオープンキャンパスでは、学校見学以外にも「春期・夏期講習」「出張進路相談」「学生寮・学生マンション体験プラン」なども企画されています。

もっと詳しく知りたい方は、資料請求も含めてこうした体験説明会にも足を運んでみるのがおすすめです。

ぜひ、理想の学校を見つけてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました