【セルフマネジメント】プロ声優になるための一人暮らしのコツ

業界・進路対策

毎年、声優を志し学校や養成所などへ進学する人はたくさんいるかと思いますが、なかには春から一人暮らしをスタートするという方も。

一人暮らしってワクワクするけどやっぱりちょっと不安ですし、「声優目指して上京!」という人は、人生の一大決心って感じで、学業だけでなく私生活やお金の管理まで、すべて自分一人でやらなければいけません。

できることなら充実した生活を送りたいし、ゆくゆくはプロになりたいですよね。

今回は、同じように東京で声優を目指しながら一人暮らしをしていた筆者の経験をもとに、声優志望者に向けた一人暮らしのコツを紹介します。

ただ一人暮らしをするのではなく、夢を叶えるためにいかに成功へつなげるかを具体的に書いていくので、まだ進路に迷ってる方、すでに決まっている方もこれからの生活の参考にしてもらえたら嬉しいです。

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生活の軸を決める

【夢】【時間】【お金】

いきなりですが、一人暮らしをしたとき、どれを一番優先したいかと聞かれると、多くの声優志望者は夢と答えるかもしれません。

だからといってどれが欠けても困るもので、どれも必要なものだしそれぞれがあって充実した生活が成り立つものです。

何が言いたいかというと、軸(目標)を決めて行動しようということです。

「そんなの当たり前じゃん」って思うかもしれませんが、一人暮らしに慣れてくると意外と忘れてしまうものなんですよね。

生活の些細なことが崩れ始めるといろいろなことが上手くいかなくなります。「慣れ」は良く思われがちですが、実はマイナスな部分も大きかったりするんです。

ちなみに僕は10年以上一人暮らしを経験しており、それなりの充実感や達成感もありました。しかし、恥ずかしながら知識や経験を積むごとに「もっと生活を徹底しておけば…」なんて思うことも多々あります。笑

軸さえブレなければあとはそれに沿って行動するのみ。そして大きな歯車を動かすには、周りの歯車が作用しなければ自身は成り立たないということを生活していてすごく実感しました。

というわけで、以下でより具体的な話をしていこうと思います。

セルフマネジメントを身につける

一人暮らしが始まれば自由を手にします。なんでも自分の思い通り。

しかし、裏を返せばすべてが自分次第なので、あらゆることが自分の大きな軸に直結してきます。

例えば、無駄遣いをしたらバイトなどでお金を稼がなくてはいけません。

今度は時間がなくなりますよね?今まで、レッスンや休みのために充てた時間がバイトに費やされるわけです。

こうして、些細なことから自分の夢に使えるお金や時間がどんどん削られてしまい、自由だったはずがいつの間にか不自由。

じゃあどうすればいいの?って話ですが、そこで大切なのが「セルフマネジメント」です。

簡単に言えば自己管理能力を身に付けようってことで、目先のものに流されず、自分で自分をコントロールすることが大切なんです。

一人暮らしは時間もお金も自分次第ですから、この管理をうまくしていかなければいけません。

こうしたことは学校じゃなかなか教えてくれないですが、人生においてはとても大事なことです。

一日または一ヶ月の支出・収入を把握し、どこにお金を使ったか?今日は何をして何ができなかったのか?など…、ざっくりでもいいのでこれがわかっていると「来月から出費を見直そう」「遊びの人付き合いを控えよう」「もう少しバイトの時間を減らせるな」といった反省・改善ができるわけです。

反省→無駄をなくす→生み出す→改善!

先ほども書いた通り、大切なのは自分の目標がブレないこと、「声優を目指す上で」些細なことでも必要か不必要かを判断することは案外とても大切です。

とはいえ、娯楽も気分転換や自己投資に繋がるなら必要ですし、自分で自分を苦しめる状態はかえって良くないと思うので、結局は充実感のある毎日を送れるようになると夢を叶えられる可能性も高くなると思います。

生活にゆとりをもたせる

実際に住んでみるとわかりますが、一人暮らしは慣れるまでが大変です。ましてや声優学校へ通うわけですから、知らないうちに疲労やストレスも溜まります。

  • 引っ越しに伴う諸々の手続き
  • 部屋の整理
  • 自炊・家事
  • 土地勘
  • 通勤ラッシュ
  • 人間関係

挙げればきりがないですが、本業・学業以外にも小さなストレスってたくさんあるんです。

新生活がスタートし、はじめのうちは頑張ろうと張り切りがちですが、気づかぬうちに疲れは溜まっていくもので、最初は良くても続かなければ意味がありませんよね?

少し驚くかもしれませんが、学校や養成所で最初ものすごく意識が高かった人が突然授業に来なくなるなんてこともありました。

ギターなど楽器の弦もそうですが、張りすぎると切れてしまいます。疲れたと感じるときはゆとりのある生活を意識しましょう!

先ほど挙げた”充実感のある毎日”ということに付随しますが、ちょうどいいテンションを保つことが継続していく上でとても肝心です。

原因を細かく追究する

ここまでいろいろ書いてきましたが、それでも各々に問題はあるはずです。

先ほど挙げたセルフマネジメントをさらに徹底して行うことで、それらを改善することができます。

具体例を挙げるなら「早起き」。

一人暮らしをはじめてする人のちょっとした不安要素かもしれません。僕も一人暮らしを始めて間もない頃は何度かやらかした記憶がありますが、目覚めた瞬間冷や汗が出ます。笑

学校でも口すっぱく言われるかもしれませんが、声優に限らず社会に出れば一回の遅刻や寝坊で信用を失うものです。

わかっていても、やっぱり遅刻しないかって不安だと思います。

おすすめの方法は、日々の成功体験・失敗体験を覚えて改善していくこと。先ほどの「反省」「無駄をなくす」「生み出す」「改善」の具体例です。

  • 通勤ラッシュを避ける
  • 身支度の無駄を省く
  • 夜の時間の見直し

例えば、着ていく服をローテーションすれば朝悩むこともないし、決まったところに必要なものをまとめておくと物を忘れるなんてこともありません。

ポイントは、問題の原因を細かく追究することで、小さなことから少しずつ改善することで歯車は回り、次第に大きな歯車(夢)へと伝わっていくはずです。

まとめ

ポイントまとめ
  1. 生活の軸をつじあ決める
  2. 私生活からセルフマネジメント
  3. ゆとりを作る
  4. 問題と原因を追求し改善

今回は、僕の体験を通しこれから声優を目指す人のための一人暮らしのポイントについてご紹介しました。

この記事で書いた具体例以外にも個々に問題や不安、時間やお金を要することがたくさんあるはずです。

本当に今必要なのか?、生活はこれでいいのか?。目標のため、ときには生活をガラッと変える思い切った選択も必要です。

いつでも、初心の目標を第一に考えてみてくださいね!

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